小学校のスマホ持ち込みの目的は「子供の安全」
文部省が学校へのスマホ持ち込み禁止の見直しをすると発表しました。
早速賛否があっていますが、私は賛成派です。ただし、こういった賛否両論ある議題に対して賛成派と反対派が対立する必要はありません。私は賛成派ですが、反対派の意見も理解できます。物事には常に良いことも悪いことも両面あるので意見が違っても問題はありません。そもそもどちらも子供の安全を願う気持ちは同じです。つまり大きな方向性は同じなんです。だからお互いに批判せずに意見を交換していった方が建設的じゃないかと思っています。
私が賛成の理由は、
スマホ持ち込みの目的が子供の安全だから
です。これが全てです。
うちにも小学生の子供がいますが、子供の登下校はいつも心配に感じます。学校に到着すれば子供の安全は確保されますが、登下校の間は子供に何かトラブルがあっても把握できません。
小学校から保護者への緊急メールとして、校区や近隣で変質者が出たという情報が2ヵ月に1回くらいのペースで入ってきます。そういった状況もあって子供の安全には敏感になっているかもしれません。
スマホを持っていればトラブル時に連絡できますし、GPS機能で居場所も把握できます。これは親にとって安心できます。
でも反対派の意見もわかります。
学校内での使用問題
ひとつは学校内での使用することです。学校内の動画を撮影したり、休み時間にYouTubeをみたり、スマホが盗まれたりなどのトラブルが予想できます。ここら辺はルールを明確に定めるしかないですね。本来学校内ではスマホは必要ないので、例外なく学校内での使用は禁止でしょう。
個人的にはスマホの使い方や危険性など学校でITリテラシーの教育をやってもらいたい所ですが、個人携帯でやることは持っていない子供もいるので無理でしょう。
子供の歩きスマホ問題
もう一つの懸念材料が子供の歩きスマホですね。登下校中は規制が利きませんので子供の歩きスマホが増えると思います。そして歩きスマホが原因の交通事故も起こるでしょう。こうなってくるとむしろ子供の安全を守るどころか危険にさらしてしまうツールになってしまいそうです。
ここは家庭での規制になってきます。スマホは便利すぎるツールですが、小学校のスマホ持ち込みの目的を考えると機能の制限は必須だと思います。
大人でもスマホ依存してしまうくらいなので子供に欲求を我慢させるなんてできないです。だから初めから使える機能を最小限にしておくのは親の役目だと思います。
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