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信用経済・価値経済・評価経済の違い

長く続いた資本主義経済のほかに新しい経済が始まってきているという話をきくようになりました。

その中で特に出てくるのは信用経済・価値経済・評価経済の3つがよく出てきます。

個人的にはこの3つはほぼ同じ意味で使用していて、特に気にかけていなかったんですが最近この3つの経済の違いがわかってきました。

そこで今回は信用経済・価値経済・評価経済をそれぞれ解説していきたいなと思います。

信用経済

資本主義経済のお金は信用経済でいうと信用です。信用を多く持っている人に力があります。YouTubeやInstagram、Twitterなどのインフルエンサーはフォロワーという信用を多く持っています。私たちの生活にも接点があることが多いのでイメージはしやすいですね。

当たり前ですが、信用経済で生きていくには信用を稼がないといけません。

そこで出てくるのが信用格差です。一部のインフルエンサーに信用が集中していて、一般の人が信用を稼ぐのはかなり大変です。

普通の人が今からユーチューバーに参画してもなかなかフォロワーも再生回数も増えません。

このように信用を稼ぐことが大変なので、巷には「フォロワーの増やし方」などのテクニックが散見しています。

せっかく価値あることを発信しても、信用がないと誰にも届かないというジレンマがあります。逆に信用があるインフルエンサーは価値がない発信でも多くの人に届きます。

例えば、Twitterでホリエモンと匿名アカウントが「これからは○○の時代だ」と同じことをつぶやいてもその重要度は違います。

何を言うかではなく誰が言うかが大事で、つまりは価値よりも信用の方が重要ということです。

歴史をひも解くと格差が大きくなり過ぎると、恩恵を受けていない人たちの不満から革命が起きます。

今の信用経済はまさに信用格差がどんどん大きくなっている真っ最中で、革命がいつ起こってもおかしくない状態であるといえます。

価値経済

信用経済が今だとすると価値経済は未来です。なぜなら現状は価値より信用の方が重要視されるからです。

YouTubeなどの今のプラットフォームでは信用が重要になっていますが、信用がなくても価値さえあれば評価してもらえる時代が来るはずです。

今価値経済に最も近いサービスはTikTokです。TikTokは新規ユーザーの発信も一定数の人に見てもらえる仕組みがあります。だから新規ユーザーでも価値ある発信をしていれば、下積みなしで一気に有名になることも可能です。

これからはこのような価値経済を上手くデザインされたプラットフォームがどんどん出てくるでしょう。

信用経済との関係性ですが信用経済の中に価値経済があるということでしょう。

評価経済

最後に評価経済ですが、これは信用経済と価値経済を含んむ経済の総称です。

信用も価値も他人が評価して成り立ちます。今後は違うものが評価の対象になるかもしれませんし、将来的には評価されない経済が出てくるかもしれません。

楽しみですね。

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