麻雀初心者向け雀傑昇段講座④〈守りの汎用武器は筋〉
Vtuber兼Webライターの琲徒シンジ(バイトシンジ)です。
普段は麻雀初心者や雀魂の段位戦で勝てない人を救うべく、簡単に勝てる方法を発信しています。
麻雀初心者における第一の難関は雀傑昇段と考えています。
「麻雀のルールが分かってきたけど勝ち方が分からない」「麻雀は自分に向いてないゲームなのかな」という人でも必ず勝てる麻雀のやり方はあります。
前回はフリテンと守りの知識をご紹介しました。
未だ見られていない人は下記リンクを先に読んで下さい。
今回は初心者の中で他の人と差を付けられる、守りの汎用武器である筋を紹介します。
麻雀牌の筋とは
麻雀牌の筋は『数牌の3つ外側の牌』です。
筋は攻撃にも守りにも使える重要知識です。
特に守りについては、初心者~上級者問わず必ず必要な知識となりますので、フリテンを覚えた人は次のステップとして必ず覚えましょう。
守りに筋を使う理由
筋はリーチが来た時の、安全牌を探す時に役立ちます。
もちろん、リーチに対して完全な安全牌は、リーチ者の捨てた牌とリーチ後に他の人が捨てた牌です。
しかし、流局するまでに完全な安全牌を持ち続けることは出来ません。
完全安全牌が無くなった後に、真っ先に探す牌が筋となります。
麻雀はリャンメンターツを多く作った人が勝ちやすいです。
雀傑昇段講座①で紹介したリャンメンターツは、麻雀打ちにとって嫌いな人はいない形です。
そのため、リーチを打たれた時は、リャンメン待ちにロンされないことを目指すべきです。
リャンメン待ちに対しては筋が有効
リャンメン待ちは必ず待ちが2種で、筋が待ちになります。
例えば、67萬でリーチした場合は58萬が待ち牌なので、上の画像の捨て牌では5萬を切っていることから8萬もフリテンです。
フリテンではロン上がり出来ない性質上、8萬は比較的安全な牌になります。
筋で安全にならない場合と中筋
筋で気を付けなければいけないのは、『外側の牌は安全でも内側の牌は危険』ということです。
上の画像で3萬の筋は6萬ですが、6萬は内側の筋です。
45萬の待ちは36萬なので6萬は安全ですが、78萬で待っていた場合は待ちが69萬なので6萬はフリテンを回避しています。
内側の筋牌は、別のパターンに引っかかるため安全牌とは言えないのです。
例外として内側筋でも安全なものが、中筋(なかすじ)で28索の様に外側牌2枚を合わせて筋となります。
2索があることで34索の25索待ちを、8索があることで67索の58索待ちをカバーしているため、28索で協力して5索を安全にしています。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました。
当記事で大事なことは以下の通りです。
フリテンを覚えた次は、筋(すじ)を覚える
筋は完全安全牌の次に安全な牌を探す時に便利
内側の筋は危険だが、中筋(なかすじ)になると安全
今回は、守りの汎用武器である筋について紹介してきました。
筋を覚えると、他の人よりも点数を減らし辛くなるため、勝率がUPします。
しかし、ここまで紹介してきた筋はリャンメン待ちにのみ有効となっているため、完全な安全牌では無いことを覚えておいてください。
初心者のうちは色んなことを一度に覚えるよりも、順番に少しずつ覚えていくことが大切です。
次回の記事では、ターツ以外にも重要な孤立牌について解説したいと思います。
麻雀初心者の仲間に差をつけたい人は、是非次回の更新をお待ちください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?