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雀豪昇段講座③〈シャンテン数の数え方と4連形〉

Vtuber兼Webライターの琲徒シンジ(バイトシンジ)です。
普段は麻雀初心者や雀魂の段位戦で勝てない人を救うべく、簡単に勝てる方法を発信しています。

雀魂における第一の難関は雀豪昇段と考えています。
麻雀経験者であって、「雀荘や仲間内でやる麻雀では勝ち越しています。」「麻雀には少し自信があります。」という人でも雀豪になれず悔しい思いをしている人も多いでしょう。

今回は手牌評価の基本となる、シャンテン数の簡単な数え方と4連形について紹介していきます。


シャンテン数の簡単な数え方

麻雀のシャンテン数は、あと何枚でリーチ出来るかを表しています。

1シャンテンはあと1枚、2シャンテンはあと2枚という意味です。

それでは具体的に、シャンテン数の数え方を紹介していきましょう。

ターツ・メンツに関しては以下の記事で解説しています。

シャンテン数を数えるときは、テンパイを8としてターツと雀頭をそれぞれ1・メンツを2とカウントします。

8から手牌でカウントした数字を引くと、簡単にシャンテン数を数えることが出来ます。

22sの雀頭、23pと68pがターツ、234mと345sがメンツ

上の画像では、雀頭1つ(1)とターツ2つ(2)、メンツ2つ(4)がありますよね。

8ー1ー2ー4=1→1シャンテン
上の画像は1シャンテンとなるため、配牌として良い手牌という評価をしましょう。

麻雀は4メンツ1雀頭が上がるための基本形となります。
そのため、ターツとメンツが5個ある時は1個カウントしないことだけ、気を付けてください。

4連形は1メンツと数えよう

麻雀の4連形は、3種類ありますが1つも覚えなくていいです。

なぜなら、4連形は初心者を惑わす悪魔の形だからです。

実際に私が初心者の牌譜検討をしていて、シャンテン戻しをしてしまう原因のほとんどが4連形となっています。

4連形は2つのターツもしくは1つのメンツと孤立牌に分けられますが、2つのターツで分けてしまうとシャンテン戻しが多発します。

ここまで読んで頂いた人で、仕組みはどうでも良いという人は、まとめまで飛ばしてもらって大丈夫です。

『初心者は4連形を見たら1枚崩してメンツにする』が結論です。


2234mを22mと34mに分けてしまうと、22mが雀頭、34m,23p,68p,12sがターツ、345sがメンツ

上の画像ではターツとメンツが5個なので、最初に記載した1個数えないルールを使うと、
雀頭1つ(1)とターツ3つ(3)、メンツ1つ(2)があります。
8ー1ー3ー2=2→2シャンテン

4連形の数え方を間違えただけで、1シャンテンの手が2シャンテンになってしまいました。

ここで、不要なブロックを崩して、シャンテン戻しというNG行動が完成してしまいます。

そのため、必ず1メンツと孤立牌に分けて孤立牌から捨てていきましょう。

4連形は役割があり、使いこなすと心強い味方にもなりえます。

しかし、シャンテン戻しをするリスクを考えると、初心者の人が4連形を抱えるメリットに比べてデメリットが大きすぎます。

雀豪昇段までは、何も考えずに4連形を崩してシャンテン戻しのリスクを減らしていきましょう。

まとめ

今回の記事で大事な内容は以下の通りです。

  • ターツと雀頭をそれぞれ1、メンツを2としてカウントして合計数を出す。

  • 8から合計数を引けばシャンテン数が求められる。

  • 4連形は無視して崩す

難しいことを考えずに、事前に手順や判断を決めておくだけで麻雀は簡単になります。
もちろん自分の段位が上がると、4連形を使うべき場面はあります。
しかし、最初の内から難しいことを考えすぎると、制限時間内で判断することはできないですよね。

簡単で重要な項目から、順番に1歩ずつ覚えていくことで、他の人よりも効率良く段位を上げていきましょう。


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