【連載小説】第4話 僕とちょび髭の古本屋の親父と欲望という名の愛の逃避行
今日は4話目だね
君はあの世から僕を見ているのかな?
死らないよー とか言っているんだろうな
相変わらずだね
そういえばお前はプラトンも好きだったね
俺が「どうしてソクラテスではないんだ?」と
聞くとお前は「俺は愛知出身だからな」と
宣いやがったな。
哲学者=愛知者
集団就職で苦労したんだよな?
更に俺に対して「俺のスパルタになってくれ」
それはかなえたつもりだけど、どうだ?
まあいいや。
今日街歩いていたらあのたこ焼き屋まだあった。
味も風景も変わらないのにお前だけ居ないんだぞ。
お前のために泣くなんてあの頃は思いもしなかったな。
お前は俺のために泣いたのかよ。
お前の嫁や俺より年上の子供よりも俺が一番泣いているぞ。
琵琶湖一杯分は泣いたぞ。
嬉し泣きだww
今日は疲れたからまた次回な
続く