「グランビルの法則だけで勝てる」というお話
グランビルの法則とは
グランビルの法則というテクニカル分析法があります。
1960年にジョセフ・E・グランビルという人が自著の中で明らかにした法則です。
とてもシンプルな法則で、200日移動平均線と価格の関係の絡み合いを8つの法則にまとめ、チャートの向かう方向を予測できるとした理論です。
メジャーな分析法にダウ理論があります。株式投資やFXにはとても重要な考え方なのは間違いないですが、ことバイナリーオプションで1分後、3分後を読むには微妙なことが多いです。
一時的な逆行が常に起こるので、その後チャートがダウ理論通りに動いて本来の形に戻った時は、バイナリーの場合すでに負けている状況になるからです。
その点、グランビルの法則は次のローソクがどうなるかをとても読みやすい法則です。
いろんな手法を山のように学習してきましたが、
結局「グランビルの法則」一本で勝てるというのが私の結論です。
本来のグランビルの法則は200日移動平均線を基準にしますので、
バイナリーではそんな悠長なことは言ってられないので、移動平均線の期間は変えます。
それが何日が適当かというと、3日でも5日でも7日でも結局同じなのですが、私はそれをひとまとめにしてGMMAを見るようにしました。
「グランビルの法則だけわかっていたら相場は勝てる」
という言葉に賛同できる方は、チャートの動きを読めて勝てる人です。
いろいろ遠回りしたからこそ、見えている景色かもしれませんが、基本中の基本であり、シンプルすぎるグランビルの法則のパターンでしか結局エントリーしていないんです。
自分の手法を冷静に見ると。
たどり着いた聖杯は結局のところ・・・
もっと言うと、苦労して苦労してやっと勝てる法則にたどり着き
「やった!すごい法則にたどり着いた。これはまさに聖杯だ!」
とほくそ笑んだ万能の法則が、結局ただのグランビルの法則の延長線上にあるものだった、ということです。
とてもシンプルです。
シンプルとはいっても、
補完するために別のテクニカルツールはセットします。
ですのでテクニカルをセットしたチャートはそうシンプルには見えませんが、でも結局入っているのはグランビルの法則が満たされたところ。
聖杯は1960年の時点で明かされていたのです。しかし目の前にある宝に気づける人がどれだけいるのか、という話なのでしょう。