登山未経験の私が富士山に挑戦!
2022年の夏、息子と2人富士山登頂を目指しました。
登山未経験、普段はほぼ車移動、運動経験ほぼなし(最近ゴルフはじめたぐらい)の私。
15歳の息子と富士山登頂までのストーリーを思い出に残します。
富士山を目指した理由
富士山は、東京往復の際に新幹線や飛行機で見れたらラッキーぐらいの存在でした。まさかその富士山に登ることになるなんて?!!
運動もほぼしない私がどうして富士山に登ろうと思ったのか!
きっかけは、中学2年生の登山合宿で富士山に登ることということでした。
残念ながらこの状況ということで実現せず。
その際に息子が富士山登ってみたかったな。。。。という一言で、じゃあ登ってみる?ということになりました。
登山未経験の私。知らないからこそちょっと登ってみたいという好奇心でした!中学3年生の息子と来年以降いついけるかわからないのであれば今年挑戦しようということで、ガイド付きの富士山登頂ツアーに申し込みました!
大阪から新幹線で東京へ!晴天の中、新幹線で見えた富士山だけ雲がモクモク。急に不安!そういえば山の天気って変わりやすいってよく言うしなあ。と何も心の準備もできていなかったことに焦りました(笑)
5合目18時スタート
品川から山梨県までバスで約4時間。
富士スバルライン五合目から出発し、六合目で吉田口登山道と合流する 山梨県側の富士山の北側から山頂を目指すルートです。
登山未経験の私たちは、登山に必要なものは全くないので、オールレンタルをしました。オールレンタルで15,000円でした。
ここからガイド付きの登山が始まります。全く初めてだったのでツアーにしましたが、慣れていたら個人の方が自分のペースで進められるので、次回があるかわからないですが次は絶対個人で登ります。
ここから25人ぐらいで一緒に登頂を目指します!
実は必要なものをいれてリュックにいれた途端、私には一抹の不安がありました。
それはリュックが重かったこと!
普段リュックを持ちなれていない私、肩が痛い!
この不安を持ちながらスタートしました。
スタート当初はアップダウンあまりなく、意外といけるかも?と大丈夫かな?という不安が入り交ざりながらの気持ちでした。
しばらく歩くと素晴らしい景色が!
もうすでに雲が下に見えます!
なんだか日も沈んできました。
日が沈んだら暗くなるのがすごく早くて、ヘッドライトをつけながら登ります。火山なので当たり前なのですが、、富士山て岩場が多くて、そこを登っていくんです。暗くなると気持ちが不安になります。
歩いても歩いてもなかなか進まず。暗いし、しんどいし、休憩を挟みながら7合目の鳥居小屋まで目指します。
7合目到着
7合目に鳥居小屋に到着したのは21時。
ようやく夕食です。ここで用意されたのはカレーライス。
疲労と空腹の中いただいたカレーライスは絶品でした!
その後2時間仮眠。。。ですが、まったく寝れずあっという間にスタート時間が近づきました。
ここでお手洗いに行くのですが、富士山のトイレは有料です。
200円必要でしたので、小銭は忘れずに持って行ってくださいね。
23時半に登頂を目指してスタートです。
登頂まで
ここからが辛かった。
疲労と眠さと高山病との闘いでした。
少しずつ少しずつ進むのですが、すぐ息があがります。頭痛と吐き気。
何度も何度もあきらめようと思ったのですが、息子に迷惑がかかるかもとかここまできてもうちょっと頑張ろうとかいろいろな気持ちが入りまじりながらほぼ無の境地で前へ前へ上へ上へ進んでいきました。
深呼吸をゆっくりしながら、しっかり吐いて呼吸に意識して無我夢中でした。
その中でみた満点の星空と美しい夜景。
星空は写真に映らず残念ですが、忘れられない景色の1つとなりました。
ご来光は4時45分の予定ということでその時間を目指してがんばってました。
最後はご来光を目指す人たちの渋滞!岩場を登る中で眠さで意識朦朧。最後の岩場は息子がどこにいるかわからないまま、戻ることもできないので無我夢中で登頂をめざしました。
ご来光が近づいてきました。
登頂!
4時45分のご来光の少し前に登頂できました。
気づいたら息子がいない!でも探す元気がないというまま、待っていたら数分後息子と合流。
息子もぐったりですが、明るくなってきました!いよいよ!
遠くから太陽が見えてきました。
ご来光!!なんて美しい光景!
太陽の力ってすごいですよね。
疲労でいっぱいだった体と心が満ちてきました。
下山!
ご来光の感動ままならず、帰りのバスの時間があるので下山します。
でも太陽が昇り明るくなるだけで、自然と体が軽くなりました。
あっ一瞬だけですが(笑)
登頂では本当に寒かったのですが、太陽が昇るとあっという間に熱くなります。太陽に一番近い場所だからだそうです。
持って行った方がよいモノ
とにかくリュックは軽くしていった方がいいので、必要最低限度のものだけ持っていくのをおすすめします。
・防寒具(フリース・ネックウォーマー)
・カッパ(防寒具にもなります。フリースの上に私は着ていました)
・軍手(岩場を登るときにあれば便利、防寒具にもなります)
・ヘッドライト(夜の登山には必須)
・糖分補給できるもの(私はラムネを食べていました。エネルギーチャージになります)
・水(1リットル、それ以上は重いです。足りなければ割高ですが山小屋で購入できます)
・小銭(トイレで必要です)
・帽子
私はオールレンタルしましたが、登山用のトレッキングシューズとかトレッキングパンツなど必要に応じて揃えてくださいね。
まとめ
息子と二人目指した富士山。
無事に登頂することができ、人生で忘れられない旅となりました。
次回また目指すかはまだわからないですが、写真では伝えきれない日本の美しい自然を日本一の山から見れて言葉にできないくらいの感動でした。