2004年〜2005年の年末年始のテレビの思い出

一番能動的にテレビを見ていた小学3年生ぐらいの頃の記憶をメインに書いてるこのnote、今月は20年前の年末年始のテレビについて、Wikipedia等のサイトをなるべく使わず、覚えてることを書こうと思います。記憶がある番組の放送日だけは調べます。

大人になった今はあまり感じなくなったけど、自分が子供の頃の年末年始は、学校が休みであること・テレビ欄がイレギュラーで豪華なラインナップになっていることに加え、年号という大きい数字が変わる焦燥感とワクワク感が相まって、この時期特有の楽しさがあった。だから余計に覚えてるんだろうな。

というわけで覚えてる番組についてつらつらと書いていきます。

12月25日のクリスマスはめちゃイケ2時間半SPを見ていた。ナイナイ中居の日本一周企画で、流鏑馬で中居くんの欲しがってたテレビが射抜かれたり、中居くんが温泉に浸かっていると突然底が開いてスライダーで流される派手なシーンだったり、中嶋Pの出世が発表されたり、といったシーンを、すべての意味は理解できずともなんだかんだ楽しんで見てた。その直後の土曜プレミアム（確か当時の枠名はプレミアムステージだったかな）でSMAP5人が主演のSPドラマがやっていたような覚えがある。興味なくてすぐ消したと思う。

12月26日は、アンタッチャブルが優勝したM-1グランプリ2004が放送。初めてリアルタイムで見たM-1がこの年だったな。タカトシのネタ見ながら味噌汁こぼして母親に面倒臭がられながら拭いてもらった覚えがある。怒られるよりも面倒臭がられる方が心にズシっとしたものが残るよね。

12月27日の記憶は特になし。

12月28日は、ガキの使いの笑ってはいけないシリーズのゴールデン特番があった。まだこの頃は全員参加ではなく、あくまでレギュラー放送の罰ゲームとして浜田・山崎・田中の3人だけが参加だった回。この日は、姉が所属していたミニバスチームで仲が良かった姉の友達宅で年末パーティーが開かれており、母親と自分も駆り出されていた。ミニバスチームには自分と同級生の女子も数人おり、同じクラスだったので仲は良いけどミニバス女子たちの輪の中に入るのは難易度が高く、ひとりでゲームボーイやったりテレビを見て過ごしていた気がする。その時やってたのがこのガキ使特番。浜田らをムチでしばくSM隊を見て初めて「SM」という概念を知った。この特番が終わった後、チャンネルを変えて「逃走中」の特番があった。今でこそ人気ビッグコンテンツの逃走中だが、当時は誰も知らない謎の特番。シンプルな鬼ごっこに無機質な世界観を絡めたパッケージに、さっきまでバラバラに喋っていたミニバスチームの面々と自分は一つになり、テレビを囲んで出演者の応援を始めた。誰かが確保されそうになるたび「うわーーーーー！！！」と声を出して見届けていた。ほんで優勝者のうちの1人は当時DonDokoDonの平畠。全国的な知名度は相方の山口智充に比べて低いはずだが、静岡のローカル番組『くさデカ』に出ている平畠の知名度は高く、まさに静岡県民である我々は「うおーーー！！！」と盛り上がった。僕の人生において、平畠で盛り上がった最初で最後の瞬間だったと思う。

12月29日・12月30日の記憶は特になし。

12月31日。毎年、父親の意向で大晦日のリビングのテレビは紅白歌合戦で固定されているんだけど、この頃の父親は仕事が忙しく、大晦日も家にいなかった。そのため初めて大晦日にザッピング視聴をすることができた。フジテレビとTBSは格闘技をやっており興味がなかった自分は完全スルー。日テレは細木数子の占い特番の後、エンタの神様スタッフが担当したと思われるネタ特番をやっていた。エンタ大好きだった当時の自分は釘付けになって見ていた。だが６個上の兄は思春期ど真ん中の中3、エンタがストレートお笑い番組ではないことを常日頃から批判しまくっていたので、大晦日にまでこんなもんを見るな、と言われた記憶がある。まあ見たけど。

年越しの瞬間はジャニーズカウントダウンを見てたな。KinKi Kidsがanniversaryを歌い終わった瞬間に2005年になった覚えがある。年明けた瞬間にザッピングしてテレ朝のお笑いゆく年くる年を見た記憶も。

その後は24:40からフジテレビの「登龍門F」を見た。朝6時まで芸人がネタを披露し続けるシンプルなネタ見せ番組だったが、この豪華なメンバーが真夜中に出ている！そして真夜中に起きてても正月だからという適当な理由で許される！という特殊な状況に自分はめちゃくちゃテンションが上がっておりとても楽しかった記憶がある。アンジャッシュとエレキコミックが4人でコントしていたり（当時の自分としてはものすごく面白かった記憶があるけど、大人になって某所で当時の映像を見たらまあ普通だった）、コンビでネタをやる予定だったカンニングが中島の療養が決まったため急遽竹山が1人で漫談やったり（中島の顔をモニターに映して叫び散らかしてた）、裏番組のCDTV年越しスペシャルと中継を繋いで裏に出てた波田陽区をフジテレビのアナウンサーが連れ戻しに来たり（当時そういう役割を与えられるほど人気者のポジションにいたんだなあ…）、といったシーンを今でも覚えている。でもさすがに小学生が朝6時までフルで起きれるなんてことはなく、3時ぐらいで寝落ち。

1月1日。目が覚めたら、芸能人最強運決定戦をやっていた。爆笑問題が出てたことだけしか覚えてない。そのあとは爆笑ヒットパレードを見ながらおせちとお雑煮食べた。
毎年元日には親戚一同が集まる習慣があり、それに準えておばあちゃんの家へ。もちろんずっとテレビに齧り付いているわけにはいかなかった。これはめちゃくちゃうろ覚えなんだけど、この年の爆笑ヒットパレードって、いつも右下・左下に出てるネタ披露中の芸人テロップが出てなかった覚えがあるんだよな。映像持ってる方チェック頼みます。

この日のゴールデンタイムはテレ朝をつけていた。といっても当時は芸能人格付けチェックではなく全然別番組。藤井隆がMCの、名曲振り返り特番、当時、大塚愛の顔ファンをやらせてもらっていたため、ゲストながらMC横に座る大塚愛の顔面を見て「麗しいなあ」と思い続けていた。あと、夜9時ぐらいからやってたトリビアの泉の90分SPも見た。晩年は違ったけど、トリビアってあれだけ人気番組だったのに2時間SPみたいな時間拡大版ほとんどやらなかったよね。元日の90分版ぐらいで。珍しい。トリビアの種はポチ袋に1万円札が何枚入るかの検証をしてた記憶がある。

1月2日・3日の記憶は特になし。

1月4日は「ドリームマッチ」の記念すべき初回を見た。ダウンタウンがMC・中堅芸人たちがシャッフルコンビのメンバーという座組で、ここからリンカーンに繋がったと思うと、そして水ダウなど現在まで続くTBSのバラエティの礎になっていると思うとリアルタイムで見れて良かったなと今は思う。初回だけくりぃむしちゅーが出てたな。山口智充×上田のネタはだいぶ面白かったのに対して、ココリコ遠藤×有田の特撮コントが全然ダメだったのを覚えてるw エンギラスという怪獣の名前もフワッと覚えてる。優勝者は田中と三村のコンビだったか。面白かったなあ。
別にキャイ〜ンが嫌いだったとかそういうことでは全くないけど、ここからリンカーンのメンバーにくりぃむしちゅーが起用されてたら激アツだったな〜と思う。いや結果悪口になってしまっているか？w

覚えてるのはこれくらい。自分でもなぜこんなに記憶があるんだと思うけど、逆にいうと他のことを何一つ覚えていない！家族とどんなふうに過ごしたかとか友達どどう遊んでたかとか、「楽しかった」以外のことは全く記憶にない！テレビとゲームのことしか覚えてない！寂しいガキだよまったく！！！！

来年は2005〜2006版もやろうかな。覚えてれば。以上。