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煩悩短編小説 その5。

『煩悩短編小説』とは
煩悩の数である百八つにちなんで百八文字以内の超ショートショートである。

オチを敢えてフワッとさせているのが煩悩短編小説の特徴で、映画で例えるならハリウッド映画というよりはフランス映画といった感じだろうか。
久しぶりに書いたのでココで披露させていただく。

今回はその5。

※本はせきしろ氏と共著でしたが今回はボク一人バージョンです。
スマホだと改行が変になってるかも。
ゴメンナサイ。

【ラジオ体操の出席カード】
お盆に帰省して暇なので押入れを整理していると
夏休みに公園へラジオ体操に行ったら判子を押してもらえる
出席カードが出て来た。
なつかしい。
私は皆勤賞で判子がいっぱい押されている。
ただ一つ気になったのは判子が実印だった事。

【夜は墓場で運動会】
妖怪の夜といえば墓場で運動会。
その様子を墓石の影に隠れてコッソリ見学。
妖怪の運動会だから適当なお遊びだと舐めていたが、
ルールが厳格で進行も一切の無駄が無い事に驚いた。
良い意味で妖怪らしくなかった。

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裏バ吾A

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