有識者会議
みなさん、今日集まっていただいたのは、この防犯標語である『いかのおすし』について、それぞれの頭文字をとり、いかない、のらない、おおきなこえをだす、すぐにげる、しらせるとあるのだが、昨今の犯罪の多様化、凶暴性を鑑みて、果たしてこれだけで子供を守る、不審者からの抑止力として不十分ではないかとの意見がでました。
そこで新たに安全かつ強力な、いかのおすしを考えていただきたい。
まず『いかない』でいかのおすしのいかを使い切るのはもったいない。
『い』は何にしましょうか?
ストレートに『生きていてこそ』というのはどうだろう?
『いまを大切に』は?
『石で撃退せよ!』
『いつか笑えるその時まで』
『1歩外にでたら7人の敵がいると思え』
『家に着くまで油断するんじゃない』
・・・あとで、多数決とります。
続いて『か』です。
『カポエイラ最強説』
立ち技最強といわれるカポエイラをマスターしていれば、ある程度のことからは守れますな。
異議なし!
次に『の』
『ノー!と言えるように』
弱いな。
『野麦峠をこえて』
そういうことじゃない。
『のこぎりを携えて』
キープ。
はい『お』
『オフェンス重視』
『おにぎりにしたら食べられる』
『押すなよ、絶対押すなよ』
『おやつは200円まで』
『思っていること全部吐き出す』
保留!
『す』いこうか。
『すてきやん』
『スキをついて打つべし打つべし』
『すごい鍛える』
『筋書きなどいらない』
『素直に諦める時もある』
あとで再考。
最後に『し』
『死ぬな!』
極論そういうことですな。他にありませんか?
『しみったれたままじゃカッコ悪いぜ』
『失敗を恐れない』
『知らないととぼける』
やはり強いメッセージとしては、『死ぬな』ですかね・・・。
あのう、今さらですが、いかのおすしに固執する必要がありますか?
今の時代、子供たちにいかのおすしと言っても・・・もっと、子供ウケするものがいいのではないでしょうか?
では、炙りチーズサーモンにしましょう。
それでは『あ』
『明日への希望は生きる活力!』