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未経験ゾーン

骨折、点滴、喫煙、不倫・・・

長年生きてきても、まだやったことないものはいろいろありますが、妻が言うには

「点滴は普通やるでしょ?」

と、コンビニ感覚で言われるので、世の中の点滴経験者率なるデータがあれば教えていただきたいと思っております。

自分の中では、あの針刺しっぱなし状態が厳しくて、できれば予防接種や採血も極力避けたく、過去に採血後の帰りにめまいがして、その場にへたり込み、道路一点見つめという、はたから見ればアブない人になったこともあります。

その後、健康診断で採血をする前に、

「過去に採血で気分が悪くなったことがありますか?」

と聞かれ、正直に

「あります」

と答えたら、えっ?みたいな感じになって、別室に連れていかれ、ベットで横になり、注射針が刺さると数秒に1回「大丈夫ですか?気分悪くないですか?」と声をかけられながらという対応をしてくれました。

お忙しいのに申し訳ないのと、危険物のように扱われたのもあり、翌年の健康診断からは「気分が悪くなったことはない」ことにしました。

こんなヘタレなくせに、自転車でコケて、腕や脚が血まみれになるのは、痛いだけで気分的には大丈夫なんですけどね。


骨折については危機というか、未遂というか1度ありました。

高校生の時に体育の授業で先生が

「今日は好きなことやっていいぞ」

と言われ、多数決をとったら、サッカーでもバスケでもなく、なぜかろくむしをやることに。

知っていますか?ろくむし。2つの円の間を鬼がボール投げている間に1むし2むしってカウントしていくやつです。詳しくは、日本スポーツ協会 ろくむし で検索してみてください。

で、そのろくむしを、エネルギッシュかつバカな高校生が思いっきりやった結果、

ガツーンと相手の膝が、自分の膝内に当たり

痛すぎて膝が動きません。

やばい、これ折れている思い、保健室に行ったら、先生に松葉杖貸してあげるから、すぐ病院に行きなさいと言われ、お医者さんに診てもらうと

「打撲ですね」

ちょい!ちょい!ちょい!ちょい!

打撲ならこんなに痛くもないし、脚動くでしょ?これ骨イッてますって!

「そう?そんなに言うんならレントゲン撮ってみるけど・・・」

出てきた写真を見せられ、

「しっかりしたキレイな骨だ。ヒビすら入っていないよ」

丈夫な体に生んで育ててくれた親に感謝です。

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