回収率を向上させたい方へ送る大事なこと(今後注目したい馬のおまけ付き)
こんにちは。
今週もスタートですね。珍しく平日に記事を書きました。今回は平日なので競馬予想の記事ではなく、単純に今自分が思っていること、皆様へお伝えしたいことを記事にしてみました。予想記事じゃないなら読まなくても……と思うかもしれませんがお暇がある方は目を通していただけたら嬉しいです。
自分は2月の頭から競馬予想の記事を上げるようになりました。競馬力の向上と、回収率底辺の男でも頑張れば成長できる、と言うのを記事を通して皆様と共有できればいいなと思ったからです。先週の土日の結果は2日間合わせて単勝回収率325%と結果を残すことが大変嬉しかったです。これをキープしていけるように努力するのみです。
まだ4ヶ月ではありますが、数年前の自分よりも今の自分は多少成長している実感はあります。初めて1年間競馬をした時、自分の回収率は50%でした。でも競馬はそういうものだと考えていたこと、考察などはせず、行き当たりばったりで予想していたことから、この結果は当然のものでした。翌年から、それなりに考えてから馬券を買うようになりました。しかしその年の回収率は70%前半、まだまだ競馬民の平均にも及ばない結果でした。これにも原因はあり、
「考えて馬券は買うようになったが、たくさんのレースに手を出してしまっていたから」
どんなにしっかり考えてもレース数を絞らなければプラスに転じてもすぐにマイナスに落ちてしまいます。それを痛感した年でもありました。
そして今現在、回収率は90%前後を行ったり来たりしている状態です。成長してきているといっても黒字まで届いてないの? と思われるかもしれませんが、元々50%しか回収できなかった自分が90%前後になったのは成長だと捉えていただきたいです。
裏を返せば、今から述べることを守れば自然と80~90%の回収率まで持ってくることは可能と言うことに気付きます。玄人の人からしたら常識なのでしょうが、守るべきことはこれらのことです。
・買うレースを絞ること
・買い目を絞って投資すること。
・プラスに転じたらすぐに引き上げること。
これらのことを守れば、自分と同じレベルまで上がってくることは可能になります。簡単そうに見えて、意外と難しいんです。
何故なら競馬って本当に楽しいんです。どうしてもたくさんのレースにお金を賭けて楽しみたくなります。賭ければ賭けるほど、当たって儲かるのではないかって思ってしまうのです。
でも実際はそんなことほぼありません。どちらかと言えば、
賭けたら賭けた分お金を吸われ、これを取り戻さなきゃ……と思ってまた賭けてまた外れる……ってなることが大半なのです。
何度も自分はこれを経験しましたし、正直なところ、今でもそのような行動に走ってしまうことがあります。
SNS等で最終レースにレートを上げて臨んで大逆転勝利した!! というものを見かけ、自分も今なら可能なのでは? と自惚れて挑んだりしてしまうのです。で、自分も実践すると、やはり外れます。ただ傷口をより大きく広げただけで終了。そもそも予想してないレースを10分程度で予想して勝つなんてできません。それができたらみんな黒字にできます。
だからこそ買い目を絞り、点数を絞って投資することが重要になります。
どうしても手広く買いたくなります。あの馬も走りそう、この馬も走りそう、買わないと3着に来てしまって外れるのでは? と思いますよね。分かります、ホントに分かります。でもそれって間違いなんです。それをすればするほどプラスになるのは難しくなります。
10年前の安田記念のことです。ウオッカ・ディープスカイのどっちが勝つのか……で盛り上がっていた時ですが、自分はその時に先輩に頼んで馬券を買ってもらいました。そしてあろうことか、馬連をウオッカから全流しして買うというとんでもない暴挙に出ました。2強なのだからどっちかは崩れるだろうと思ってそのような行動に出たのかもしれませんが、それは甘かった……結局、ウオッカは1着に来ましたが、2着はディープスカイで決まり、馬連配当は290円でした。全流ししていた自分は、とんでもないトリガミで終わり悶絶しました。
全流しが良くない、手広く買ってはダメと言っているわけではありません。ですが買い目を広げるだけ広げてトリガミになってしまっては結局負けたのと同じになってしまいます。もちろん競馬に絶対はありませんし、その方法で儲けている人もなかにはいるかもしれませんが、長い目で考えるとそれはかなり難しいでしょう。
結果論ですが、その時の自分の正解馬券はウオッカとディープスカイの馬連に厚く買うことでした。それをしていれば回収率は290%になっていますからね。
この経験があるからこそ、絞って買うのは大事だということを今痛感するのです。
では具体的にどれくらい? と気になると思いますが、
個人的には多くても10レース以内に抑えるようにしています。可能なら5レース以内に抑えるのが理想です。
絞れば絞るほど1つのレースに集中して投資できますし、リターンが増える可能性が高くなります。意識してみると良いのではないでしょうか?
そして買う点数に関しても絞れるだけ絞るのが理想的です。理由は上記に述べたことと一緒です。
そしてもう一つ大事なのは、先ほど述べたように
勝ったら逃げる!!
これがホントに大事です。そして意外と実践できないです。何故なら「この金額を元手にして次のレースも勝てたら倍になるのでは?」と考えてしまうからです。
でもそんなことなかなか起こりません。何故なら競馬って当たらないゲームですから。
それができたらみんな黒字に……以下略です。
なので、投資金が増えたら、全力で逃げてください。逃げないにしても、賭け金を抑え、負けてもマイナスにならないように楽しんで下さい。これを繰り返すことで回収率は上向いていくはずです。
まとめますと
・買うレースを絞ること→可能なら5レース以内、多くても10レース以内。
・買い目を絞って投資すること。→どれかが来ればプラスになるような投資配分を。
・プラスに転じたらすぐに引き上げること。→全力で逃げるか、少ない投資で。
是非参考にしていただけたらと思います。自分ももう一度肝に銘じたいと思います。
分かってはいても、なかなか実現できない。そういう人もたくさんいるでしょう。自分もその内の一人ですからね。これに関しては良い方法があります。
自分が信頼している予想家の記事を熟読して下さい。
え? カンニング? そういうわけでありません。これは個人的な意見もありますが、基本的に記事を出している人たちって、競馬が上手な人が多いです。自信があるから記事を出しますし、どうしてこの馬を選んだのかという考察も載せてくれています。「この人に乗っかれば当たる気がする」そんな風に思わせてくれる……これって本当にすごいことです。自分もいつかそう思ってもらえる記事を書けたらなと考えています。
最初の内は丸乗りでいいと思います。読み続けていくと、どういうスタイルで馬券を絞り、投資していけばいいのかが何となく読めてくるはずですから。
そして徐々に慣れてきたら、自分の予想も織り交ぜて、アレンジして馬券を買ってみましょう。まずは上手い人の真似をすることが上達への近道になります。今でも自分はたくさんの人の予想記事を読みます。むしろ今の方がたくさん読みます。
読めば読むほど色んなファクターの勉強になりますし、いつか自分の予想にも吸収され、活かすことができるはずですから。
余談ですが、今後の自分は予想家さんの記事を読ませていただき、自分の予想と照らし合わせ、既に絞り込まれている予想家さんの予想を更に個人的に絞り、馬券技術の向上を狙っていこうと考えています。
誰を参考にしていいのか分からない……という方もいらっしゃると思うので、自分が最も信頼している予想家さんの情報を載せておきます。
・さすらいの馬券師さん @sasurai_horse
・ガルチさん @Gulch_note
・単複団子さん @dangochan110
自分のツイッターでもこの3人はしょっちゅう名前が出てくるかと思いますが、個人的にこの方たちの予想は読んでいて参考になることが非常に多く、予想の仕方、馬券の絞り方などがとても上手です。そして何より3人とも得意なファクターがあり
・さすらいの馬券師さん→新馬戦
・ガルチさん→未勝利戦、データ、調教
・単複団子さん→厳選レース、人気が落ちた美味しい単勝
と、競馬力向上に欠かせないファクターが得意なので、勉強になることが次から次に出てきます。予想家さんに迷っている方がいれば、是非3人を参考にしてみてください。
――ここまで如何でしたでしょうか? 何度も言いますように、自分はまだまだ回収率100%越えには及びません。偉そうなことを述べるには実力も全く足りていません。ですが、本日お話させていただいたことを守れば、
少なくともJRAさんが出している平均回収率(約75%)は上回れると思っています。
回収率最低50%の自分が言うのですから、ここだけは自信を持って言えます。何より、回収率が向上すれば、競馬はより楽しいスポーツになります。競馬を長く愛するスポーツにするためにも、メリハリの効いた正しいバランス配分で遊んでほしいです。
つい負けが込んでしまい、取り返そうとして、より大きい金額をぶち込んでしまいそうになった時
「そういえば、前にこんなこと記事で話してた奴がいたな……今日はこれ以上負けないように止めておくか……」
となれれば幸いです。
自分も下手なりに真剣に競馬に向き合って、回収率の向上に励んでおりますので、是非一緒に回収率100%越えを目指して頑張っていきましょう!!
おまけ【6月現在で今後狙いたいと思っている馬たち】
ヘルファーリング→出遅れながら3着。
ウォーターパルフェ→直線で挟まれて進路なし
ドリュウ→展開次第で馬券圏内。
テメノス→ゲート不利5着。
ダークロード→出負け5着。
ベンガラグンジョウ→超出遅れ。