馬楽の時間 48

 良いフォームで良い運動をする。つまり屈撓した形で伸び伸びした運動を心掛けると、馬は動きやすいので、ほんのちょっとのきっかけで次第に自分から動き出します。ちょっと脚を使ってみるのです。動き出したら絶対邪魔しない。愛撫、愛撫。褒めてあげると、馬は調子にのってきます。ホントに自分からどんどん動き出します。これが本当の前進気勢。前(ハミ)をガッチリ引いていないので、前進気勢が消されません。見ている人には馬が自由で楽しそうに運動しているように見えるそうです。いいでしょう?
 ミューゼラー先生は「力によらずして、ただ感覚のみで」と言われています。絶対出来ます。

 

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