馬楽の時間 37
たてがみの手入れ つづき
たてがみを丁寧に手入れしてあげた実績。
青森の大学を訪問しました。前肢でも後肢でも蹴る馬がいました。学生さんが世話できません。たてがみの手入れを提案。何とか側に寄り手入れしました。地肌まで丁寧に。20分程でその馬は蹴らなくなりました。学生さん達はびっくりし大感動。
馬が噛んだり蹴ったりするのは最終手段です。馬は草食動物です。肉食動物から逃げなければならない存在です。自分は敵じゃないと分かってもらうことです。
尾の付け根をこしこしと掻いてあげると気持ちよさそうにします。
口に手を入れて歯茎をマッサージしてあげるのもいいです。馬の右側に立ち、左手で頭絡を持ち、濡らした右手を口の中に入れ、前歯の歯茎をやるんです。噛む馬も治ります。