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京成杯2025 レース予想~目指すは皐月の舞台~
今年もクラシックに向けた闘いがこの京成杯が始まります。昨年はダノンデサイル、一昨年はソールオリエンスとG1馬が勝利しており、目が離せない重賞です。
今回は京成杯ということで、2000mの中でもタフな中山コースでの世代戦となりますので、総合的な能力比べになるような気がしております。
もちろん前々で押し切る強い競馬ができるような馬が有力になるわけですが、現状知り得る限りでは該当の馬が見当たりません。
そういった点も踏まえ、展開的な部分を多少度外視して、高いポテンシャルを感じている馬から勝負したいと思います。
本命◎
11.マテンロウムーヴ
これまで2戦を振り返ると、スタートからの出が遅く序盤は後方からの競馬で、更に今回7枠ということで、今回もおそらく中団より後方の位置になるのかなと感じております。
メンバー全体を見渡した時に、各馬が希望する位置取りを考えていくには情報量が少なすぎる点は否めませんが、各馬がこれまでに行ってきたレースを踏まえるとスローペース寄りの展開になるのではないかと読んでおります。
その2点を擦り合わせると、マテンロウムーヴをセレクトすることは一見筋違いのように見えるかも知れませんが、道中ポジションを押し上げていくだけの下地を感じておりますし、その上で最後の脚はこの中でもより中山の急坂に向いたものではないかと感じ、この馬を本命にすることにしました。
まだまだ荒削りな馬ですし、輸送や右回りも初めてで不安な点ももちろん多いですが、秘めたポテンシャルはこのメンバーでも抜けていると思いますし、ここで発揮されるかどうかは今回別として、これから注視していく意味合いも含めて期待している一頭です。
対抗◯
4.インターポーザー
気性面でやや難しいところはありますし、若手の斉藤ジョッキーへの乗り替わりという事で思った以上に妙味が出そうな一頭。
前走は小頭数の中京2000の未勝利を後方からすすめ、中京で大外を回し後方を突き離すという強い競馬でした。
初戦は物足りなさが残る内容でしたが、前走の内容を踏まえれば上の方で印を回しても良いのかなというところで対抗といたしました。
追い切りからもやはり気性面の難しさがあり、対抗といたしましたが立ち回りに幅を持てそうな枠ですし、斉藤ジョッキーの思い切った騎乗に期待したいです。
3番手▲
5.ガルダイア
マイルから中距離までで活躍したアエロリットの半弟で、名門国枝厩舎が手掛けるガルダイア。
スムーズな走りが出来ればこの中でも上位の能力を持ち合わせていると感じてますが、まだまだ成長途上でポテンシャルを存分に発揮できない点もあると感じてます。
初戦は、騎乗したルメールジョッキーが「止まらなかった」とコメントしていたようで、この馬も気性面で難しさがレースにおいて1番のポイントにはなりそうです。
そして、距離延長でスローペースとなればその気性面は良い方に働く可能性は低いでしょうが、前走マイルで前を捕まえきれなかったところを見ると、馬のタイプ的にはこれぐらいの距離が良さそうな印象はありました。
前走は多少控えたこともありましたので、杉原ジョッキーに課せられたミッションは容易ではありませんが、相対的にオッズが付くのであれば、馬のポテンシャルとしても好走に期待したいところではあります。