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小倉牝馬ステークス2025 レース予想~開幕週のスピード比べ~

開幕週の小倉で行われる牝馬限定の重賞、小倉牝馬ステークス。

小倉は、小回り・平坦とよく言われますし、開幕週で時計が早くなる可能性も高く内前の立ち回りが有効的と考えられます。しかも今回はフルゲート18頭ということで、ポジションの取り合いは熾烈を極める闘いになるのではないかと感じてます。

今回のメンバーを見渡した時に、有力馬は時計のかかるレースの方が本質的にマッチしている馬が多数いるなという印象で、人気を背負うであろう馬に関してもパンパンの良馬場がどうか?というところで中々予想が難しい点があると思います。

更に外枠に先行馬が入ったこともあり、前半のペースが速くなるというのが容易に想像できると思いますが、各馬に目をやると更に悩ましくなるポイントがあります。

今回小倉で行われるにも関わらず、関東馬そして関東ジョッキーの参戦が多いように感じます。
前走からの間隔を考えても、ここを狙ってきている印象は強く、そういった背景も含めて考えていく必要があるなと感じました。

牡馬に比べ牝馬は仕上がりの早い傾向もあり、乗り込んでレースへ向かう馬も少ないので、やはり当日の状態も含めて精査したいところではあります。

ただ、前日発表のクッション値は8.0と低めの数値で、当日の馬場状態もチェックが必要です。
今週芝を刈り散水を行ったようで、当日もクッション値8辺りをキープする場合と、それが乾き出して高速馬場になるか、そこの確認は重要になります。

私と致しましては、ある程度どちらに傾倒しても対応できる資質を兼ね備えている、そしてここで人気を落としている馬をピックアップしていきたい次第ではあります。


本命

◎16コスタボニータ
大外枠に入ったことで通常よりも人気を落とすのではないかと思っている一頭。

正直今回のメンバーにおいては力が抜けていると思いますし、大外枠に入ったことで過剰に人気を落とすようでしたらここで握るのがベストだと感じました。

今回藤岡ジョッキーに乗り替わりということで、個人的にはその点も歓迎できる材料かなと感じてます。というのも、個人的に藤岡ジョッキーは割と勝負師な側面を持ち合わせている印象で、こうゆう極端な枠に入った時こそ頼もしい存在である印象です。

コスタボニータに関しては、3走前の中京で行われた小倉記念、そして昨年の愛知杯が今回本命に推すにあたり目安になりました。

やはり内の立ち回りの印象が強く、そこがオッズにも反映されると思いますが、多くの人が消しor紐に序列を下げるであろう今回こそメンバー的にも強気に握るべきタイミングかなと感じてます。

もちろん距離もギリギリだと思いますし、目論見が全く外れることも承知の上でということですが、これまでと少し違う形で力を示して欲しいところです。


対抗

◯14コガネノソラ
今回仕上がりの良さが目立つゴールドシップ産駒のコガネノソラ。
前走は明らかにトラックバイアスと逆行する形となり大敗しましたが、それでも何が合わないのかがはっきりとわかったことで今回このレースで買いやすくなったと思っております。

ただ、横山武史ジョッキーに乗り替わりということでここで少しポイントを落として対抗といたしました。出来たら継続騎乗の方が良かったと思います。


押さえ候補

1エンパイアウエスト
ここ2戦に比べ明らかに状態を上げてきている印象で、相手として押さえるのであれば今回かなと感じます。
速いペースへの対応力は少し疑問が残る点はありますので相手として。

9クイーンズウォーク
個人的に直線の長い広いコースの方がよりこの馬の良さは出るのかなという判断と、抜けて人気するためオッズ次第で押さえる予定です。

総合的な力はこの中では抜けてると思いますが、フルゲートということもありますので、もっと良い条件の時に強めに握るべきかなということで押さえまで。


10アスコルティアーモ
状態もそれなりに良さそうですし、先行も出来て速いペースにも対応できそうですが、近走においてやや当てにしずらい点があります。
少しピリッとしてるぐらいの方が良さそうなのでパドック返し馬次第といったところです。


15コンクシェル
逃げの形では既に頭打ちしている印象で、今回のメンバー的にも少し控えるような形となれば面白いのではないかと感じてます。
最後尾から一気差ししたアネモネSで初めてコンクシェルを見たというのもありますが、新たな形で挑むなら押さえたいところです。

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