
中山金杯2025 レース回顧 ~単勝的中!とはいえ反省もひとしきり~
2025年の中山金杯はアルナシームの勝利で幕を閉じました。
馬券的にはとりあえずなんとか単勝は掴んだものの、他はかすりもせずという中々渋い結果でした。

想定通りペースは流れ、思っていたよりもパワーを要する馬場に見えましたので、差し込みを意識する馬券としました。
3番手で印を回したリカンカブールのパドックの気配があまり宜しくなく、他の馬を代わりに買うことにしたのですが・・・
色々と気づくことはありましたので、振り返りをさせていただきます。よろしくお願いします🙇
1着 アルナシーム
勝利インタビューで藤岡Jが話していたように、とにかく出来が良かったようでした。
パドックの雰囲気も良かったのですが、道中の位置取りはやや後方でした。結果的にジョッキーが具合の良さを感じ、じっくりと運んで行った事がこの結果に繋がったと思いますし、以前は気難しい面もあったアルナシームですが、そういった面も今回はほぐれていたように感じます。
これが逆に外枠だったりしたら・・・と思うと同じような結果はまた難しかったかもしれませんし、展開が向いた事はしっかり覚えておきたいポイントではあります。
パトロールビデオで確認すると、はっきりとわかるほどではありませんが、直線では外の方が脚を伸ばしやすかったと思いますし、2着馬も同じようなラインで伸びてきた印象でした。
今回のように内枠なら、というほど内にこだわる必要はないのかもしれませんが、この距離ならなるべくロスがない方がいいのは間違いありません。
この先もしかしたら大阪杯などが視野に入ってくるのかもしれませんが、大幅に進化したとは言い難いところですし、今回のデキを物差しにして次回以降ジャッジしたいところです。
2着 マイネルモーント
完全にノーマークでした笑
軽斤量とはいえ、差し馬を狙うなら完全に視野に入れておかないといけない一頭でした、すいません。
というのももう少し後ろのポジションで運ぶのではないかと思っておりましたが、アルナシームと近い位置でのレース運びでした。
外枠の馬が前へ前へと流れた事で中のポジションが割とゆとりがあった事で展開が向いたと言えます。
ですので、次走以降はこの2着を重く捉えない方が良いかと個人的思ってます。
その辺はアルナシームのところでも話した通りで、ある程度重賞でも闘える下地は見せたものの、展開利が働いた上での2着ということで、この先はその辺も踏まえてオッズと天秤にかけたいところです。
こんな事言うと凄く怒られるかもしれませんが、マイネル◯◯とメイショウ◯◯は馬同士が混合するので整理するのが大変です笑
3着 ボーンディスウェイ
馬券内で考えるとこの馬が1番踏ん張った気がします。ペースや馬場を考えると沈んでしまっても無理ないところですが、よく耐えたという印象です。
もう少し長い距離でもこなせるのでしょうが、キレる脚はないところを踏まえても持続的に長い脚を使えるタフな展開で、これぐらいの距離で渡り歩いていくのが良さそうです。
去年の今頃に比べると、キツいペースでもヘタれない点は進化を感じるところでした。
6歳にはなりましたが、産駒のイメージとしてもまだまだ闘える印象ですのでこの先も期待したい一頭です。
ただ、頭で買うにはまだ心許ない点は否めませんので今回ぐらいのオッズで買えるなら逆に強気にいってもいいかなと思います。
あくまでも似たようなシーンにおいての話にはなると思いますが。
その他気になった馬
クリスマスパレード
押し出されるような形で1番人気とはなりましたが、終始エキサイトして惜しくも4着。
しかもインの立ち回りと考えると、あれだけエキサイトしてそこまで差のない競馬でしたので、ポテンシャルは今回も十分に感じられました。
ただ、馬券を買う側としては人気をする限り、この馬の気の悪さが付いて回ることを念頭においておかなければなりません。
パラレルヴィジョン
アルナシームと同じようなポジションで立ち回りましたが、中団あたりからだと結構厳しかったようですが、今回だともう少し外目の枠の方がよかった印象でした。
能力のある馬だと思いますので、もう一段上の仕上げで似たような条件を使ってくる事があればまた狙っていきたいと思います。