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ホームポジションでの腰を落とせ…

今回は、バドミントンに重要なホームポジションの話です。

ホームポジションでの話題で何かと出てくる
『腰を落とす』という動作。

この『腰を落とす』という動作が
イメージでき、プレーに活かせる様に
身体の観点から解説していきたいと思います。

1、ホームポジション

バドミントンプレイヤーの中ではホームポジション🟰このあたりの事を指しますでしょうか。

『ホームポジションの準備が大切だ!腰を落とせ!』
コーチや監督、先輩に一回は言われたことがあるのではないかなと思います。

みなさんは『腰を落とす』ってイメージつきますか?

(そもそも落とすというフレーズがイメージをつきにくくしていると感じるので、落とす=下げるという言い方に変えて話を進めましょう)

実際に『腰を下げる』となるとみなさんは何を意識しますか?

1、足の幅(スタンス)を広げて、立つ
2、股関節を曲げる
3、膝を曲げる
4、猫背を作る(骨盤の後傾)など

他にもたくさんの方法でどうにかこうにか腰を下げることはできそうです。

しかし、忘れてはいけないのが
腰を下げた事によって、バドミントンのプレーにプラスに働かないと意味がないですよね。

では、どんな腰の下げ方をすればプレーに活かす事が出来るでしょうか。
今回はこの深掘りです。

2.腰を下げるはケツを引け。

先に答えをお伝えすると、
腰を下げるではなく。→ケツを引け。
がプレーに活きるスタイルになります。

お尻を後に引き、股関節を曲げる。
この動作です。
パワーポジションと言います。
          ↓↓

パワーポジション

ホームポジションで大切な事は、

どんな配球がきてもある程度、対応できる準備をする事です。

その為には、より早く遠くへ動きだし、シャトルの元に向かわなければなりません。
より早く遠くへ動き出す事が求められます。

この要求を達成させるには、足の筋肉や関節の能力を最大限に活用していくことが不可欠です。

その活用していくポジションがパワーポジションという訳です。

3.パワーポジションのコツ

パワーポジションの大切さが分かったところで、一緒に作ってみましょう!

初めはこの形を作るのが難しいです。
ちょっとしたやり方のコツをお伝えします。

①膝はつま先より前に出さず、お尻を引く事
②後頭部から骨盤が一直線になる事
③膝が内を向かない事

この3つを意識する事によって、パワーポジションが取りやすくなります。

【見本動画】↓↓

パワーポジション、できましたか?
掴めてきたら、サーブ後すぐにパワーポジションを作って相手のシャトルを待ってみましょう。

4.まとめ

パワーポジションはどの方向にも対応しやすく、1番パワーを持っている股関節を最大限使う事が可能です。

より早く遠くへ動き出せる様になります。

ぜひこのパワーポジションを身につけて、プレーに活かす事ができる『腰を落とす』を身に付けていきましょう。

【補足】
バドミントン中に腰の痛みや膝の痛みがある方は股関節を最大限活用できていない事が原因の方が多々います。
股関節が使えない分、膝や腰の動きでカバーしているのです。

このパワーポジションが取れる様になれば徐々に改善されていくでしょう。

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