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頭頂葉とバドミントンプレイヤーの関係

今回は脳から紐解いていきます。

バドミントンのプレイヤーにとって、脳の機能はパフォーマンスに大きな影響を与えることはご存知だと思います。

その中でも特に重要なのが頭頂葉(とうちょうよう)です。今回は、頭頂葉がバドミントンプレイヤーにとってどのように役立つのかを見ていきましょう。

▶︎頭頂葉の役割

頭頂葉は大脳の一部で、主に空間認知、感覚情報の統合、運動の計画と実行に関与しています。

頭頂葉の役割を具体的にあげていきます。

-空間認知

相手のショットや相手のいる場所をすぐに把握する必要があります。
頭頂葉はこれらの空間情報を処理し、プレイヤーが効果的な位置取りや素早い動きを行うための基盤を提供します。

-運動の計画と調整

頭頂葉は、運動の計画と実行を支援します。
ショットを打つ際のラケットの振り方やジャンプのタイミングなどを計画し、身体を調整する役割を果たします。

-感覚情報の統合

バドミントンでは視覚、聴覚、触覚など多くの感覚情報がとても大切です。頭頂葉はこれらの情報を集め、プレイヤーが即座に反応できるようにします。

-手と目の協調

バドミントンプレイヤーにとって、手と目の協調は非常に重要です。頭頂葉は視覚情報を基に手の動きを調整し、ラケットでシャトルを打つための計画を支援します。

まとめ

頭頂葉が行っている処理をあげましたが、頭頂葉はバドミントンプレイヤーのパフォーマンスを支える上で、特に重要な脳の部位であることがわかります。

クリアがどんな放物線を描くのか、
スマッシュがどんな軌道で飛んでくるのか、
ロブがコートのどの辺りに落ちてくるのか、

ある程度は想像できると思います。
頭頂葉が上手く使えているプレイヤーはその想像と現実の差が少ない。
だから上手く動ける、打てる。効率よく動ける、打てる。となるわけです。

ちなみにアインシュタインも頭頂葉が特に発達してたようですよ…

次回はこれらの機能を強化するための具体的なトレーニング方法についてお伝えします!

今回は以上です!

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