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東京経済大学バドミントン部リーグコラム(117): 『食事』を『意識』し『パフォーマンス向上』に繋げよう②

早速発汗における塩分の消費量について深掘りして行こう。

まずは汗に含まれる塩分量についてだ。

個人差やその時の状況にもよるが、汗には約0.4%の塩分が含まれている。

つまり、100mlの汗をかけば0.4gの塩分が失われる事になる。1000ml4gの塩分量だ。

とある研究論文によると、夏季におけるバドミントン競技の1時間あたりに汗をかく量は約1000mlだと言う。
※競技レベルやメニューにもよるため一概には言えないが一つの指標として

練習は約3時間行うとすると3000mlの汗をかく計算だ。

そうなると練習で失われる塩分量は12g。

さらにここから筋トレや走り込みなど、もう1〜2時間フィジカルトレーニングを行う日もあるだろう。

さらに学生は1日の活動の中で
通学
キャンパス内の移動
バイト
遊び
など、様々なシチュエーションで汗をかく場面がある。

こうした事で塩分は更に失われて行く。

これが塩分を摂りすぎても病気になっていないと言う事実の裏付けとなるだろう。

と言った様に、今回は塩分だけにフォーカスをおいたがこうした事を他の栄養素で深掘りしてみるとより食事が面白くなってくる。

・筋肉を作る為に必要なたんぱく質
・食べ過ぎると胃もたれや吐き気を催す脂質

各栄養素の働きをより意識する事で日常の食事の質を向上させる事が可能だ。

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