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東京経済大学バドミントン部リーグコラム(113):苦手なプレーを炙り出す②
苦手なプレーを抱えたままレベルの高い相手に挑んでも勝つ事は難しい。
早速、これについて深掘りして行こう。
男子部が3部リーグに所属していた頃によく思っていた事がある。3部リーグに所属する選手達の中にも
・この子は2部でも通用するだろうなぁ
・スマッシュだけは1部でも通用するな
・ネット前の技術は3部のレベルじゃない
・リストの強さは一級品
こんな事を思いながらプレーを見ていた。
しかし、そんな3部の選手が東日本や都学生などで1・2部校の選手と対戦すると歴然の差が。
これには大きな理由がある。
長所を消され短所を突かれる。
これに尽きると言って良いくらい短所の存在が目立ってしまうのだ。
つまり、関東大学リーグで長所だけを武器にして戦えるのは3部まで。と言う事だろう。
2部から先の舞台はいかに短所のベースを上げ、レベルの高い相手に挑めるか。と言う事になる。
質の高い練習の為には、一つ一つの悩みを解いて行き、次の悩みに後腐れ無く挑めるかどうかだ。それはプレーの中でも同じ事。
この繰り返しを人より細かく・具体的にイメージし、実践出来た選手が大学最高峰の舞台で戦う価値のある選手なのだと確信している。