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武井凜生 オリンピックを目指して(95): 海外転戦において体脂肪とどう向き合うか
競技によって差はあるもののアスリートの身体と言えば引き締まっていて筋肉美。
体脂肪は1桁台なんだろうなぁ。
よし、自分も体脂肪を徹底的に落とそう。
こんな発想になるのは当然だ。
2025年日本代表入りを決めた凜生だが、海外転戦に向けて国内で取り組んで来た事にプラスし、体脂肪について深掘りして行く必要があるだろう。
世界で戦うバドミントン選手を見て行くと
175cmなら70kg
170cmなら65kg
165cmなら60kg
と言った様に、身長から105を引いた数が体重となるケースが多い。
凜生の身長は約165cm。
体重は60kg位が良い状態と言える。
競技にもよるが3〜10%位がアスリートの全盛期と言える。激しい運動量を誇るバドミントンだが、実はバドミントン選手は意外にも体脂肪が他の競技と比べて少し高め。10〜13%位が世界で戦う上で必要な体脂肪になるだろう。
これは多い選手で年間約20の国際大会をこなさなければならない事に起因している。
選手はスケジュール過密や飛行機、車の移動で座りっぱなし、慣れないホテルで就寝など。外的要素から怪我や体調不良と常に戦う事になる。
これには体脂肪を少し上げて
・疲労骨折や肉離れなどの怪我
・体温調節や免疫力などの体調管理
・疲れやすい、ぼーっとするなどの無気力感
これらのリスクを少しでも減らして行きたい。
こうした事から、国内で戦っていた頃よりも多少体脂肪を上げて世界にチャレンジして行く事が、凜生の成功の鍵かも知れない。
頑張ろう!凜生❗️