東京経済大学バドミントン部リーグコラム(66):『最高の目標』よりも、『最低の目標』を設定する
7月のテスト期間が終わり本格的に部活が再開された。
約2週間のテスト休みを経て、鈍った体を戻すのに大変な時期だろう。
ここで気を付けたいのが気持ちの変化だ。
2週間前は出来ていた
・打ち方
・動き方
・打力
・筋力
などなど。
様々な事がイメージや理想から離れてしまっているこの時期。
・モチベーションダウン
・怪我の要因
・戻すまでに時間が掛かる
こうした事が続き、試合にまで影響する様な負のスパイラルに陥りやすいのだ。
理想と言うのは、自分の持っている最高の状態。もしくはそれに近いかなり良い状態の事だろう。
理想と現実のズレが大き過ぎる為に負のスパイラルに陥ってしまうのだ。
そこで『最低の目標』を作る事で解決に導きたい。
理想🟰『最高の目標』
とするならば
ここだけはやろう🟰『最低の目標』
と言う構図だ。
・ステップトレーニングで目線だけは安定させよう
・ノックの時に足が辛くてもラケットを振る事だけはしっかりやろう
・フットワークで最後の秒数までしっかりやり切ろう
・前衛に居る時にラケットはしっかり上げておこう
など、部分的に『これだけはしっかりやろう』と言う目標を設定する。
こうする事で、その目標や行動に集中出来る様に導き、小さい事から達成感を作って行くのだ。
達成後はスキルレベルを上げて次の目標を設定して実行してみる。これの繰り返しだ。
理想と現実をしっかり見極め、日々今の自分には何が出来るか探す事を楽しむ。
こんな気持ちで夏の厳しい時期を頑張ってもらいたい。