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【片手間ダブル】#18 若者特有の ”勢い” を考える

皆様、お久しぶりです。
片手間ダブルのにゅららです。

コロナに感染しました。
序盤は全身の痛み・寒気・頭痛、途中からは咳とノドの痛みに移行し、持っていた経験値をかなり溶かしてしまいました。
タイピングが下手になってる…

ということで、前回の日記はこちら。

寝てる間にS22が終わりました。
私も布団の中でXを眺めていたのですが、なかなかにシビアな戦いが繰り広げられていたようで。

多くの人が、とても苦しそうにランクマに潜ってたんですよね。
「勝たなきゃゴミだ!」くらいのモチベーションでやっているのがひしひしと伝わってきまして。
で、場合によってはその矛先が自分だけでなく他者に向いていたもんですから、それはもう各人の意思に関わらず地獄そのものだったのです。

本日は、39度の熱を出しながら火の海を対岸から眺めていたという話。

コロナ感染までを整理する

まずは、この1週間を振り返ります。

26日(木) 家族で小旅行、長時間運転
27日(金) 4時間の育児ワンオペ
28日(土) 謎の筋肉痛(実質的な発症日)
29日(日) 夕方に発熱
30日(月) コロナ陽性、自宅待機1日目
1日(火) 自宅待機2日目
2日(水) 自宅待機3日目
3日(木) 自宅待機4日目

26日~28日は体力を消費するイベントが多く、ここで感染してしまったので自己免疫が打ち負けたのかなと。
ゼル伝の新作は、買って2日で体調を崩したのでまだクリアできていません。

29日~1日までは微熱と高熱を繰り返しました。
身体の痛みや頭痛は2日の朝まで続き、これが本当に辛かったです。
1日からは旧症状が控えめになる一方で、新症状として咳とノドの痛みが台頭してきました。

朦朧とする頭でXを眺める

PCがメインとなるnoteへの執筆作業は、28日時点で一旦打ち止めになっていました。
ご飯を食べる事すらままならなかったので、当然ゲームもできないわけで。
かといって、各所の痛みのせいで眠ることも厳しく、寝たら金縛りにあう始末。

もうスマホ片手にXを眺めるくらいしか時間が流れるのを待つ方法がなかったのです。
私は、シーズン終盤の皆さんの動向をぼーっと眺めていました。

これは主観ですが。
シングル・ダブル問わず、S22終盤に挑んでいる人達の6〜7割くらいは、あまり楽しそうじゃありませんでした。
かみ合いがクソとか、ルールがクソとか、電波が悪いとか、運が悪いとか。

コロナで弱ったメンタルをえぐるには十分すぎる鋭利さを持った言葉が、インターネットを介していくつも飛び交っていました。
若い方が多かったのもあるとは思いますが、これは中々にしんどかったです。

対戦勢からの撤退を考える

自分あるいは他人に対するいら立ちを他人にぶつけることで、自虐風自慢に昇華させたり、自己の存在感をアピールしたり、人が傷ついた様子を見てストレスを解消したり…

これ、別に珍しい光景じゃないんです。
何年か前の会社員時代にも、こういう人はたくさん見てきました。
自分を大きく見せたいという、男性の本能みたいなものなのかもしれません。

でも、月末~月始に何度もこういうのを目の当たりにしてしまって…
文句を垂れ流しながら上位を目指す人生より、勝てなくてもいいからそもそも文句を垂れ流さない人生の方が良いな、って思っちゃったんです。

ガチな話、10月2日時点ではポケモンSVを引退しようと考えていました。
ランクマに挑んでないにもかかわらず、です。
何か、むしろポケモンから離れた方が幸せになれるかもな…って。

しかし、2日の夜に事態は急変します。
体調が好くなってきたのです。
頭が回り始めたのです。

公共心を考える

公共心、という言葉があります。
公共の場(≒社会)での好ましい言動や、他者に嫌な思いをさせないためのマナーなどを指します。

この1週間で色々学んだ結果、公共心は様々な対人イベントによって徐々に養われていく、という考えに行きつくことができました。
○歳頃に身につくとかではなく、経験の積み重ねによってゆっくり会得できる、ということです。

正社員として責任のある状態で働いたこともなければ、元請会社のメチャクチャ偉い人と会食したこともない。
卒業論文を制作するためにたくさんの人に頭を下げたこともなければ、何百人の前でイベント成功に伴う謝辞のスピーチをしたこともない。

そんな彼らに、真の意味で他人を気遣うという視点は、まだ存在していない。
そのことに私は、32歳になってようやく気付くことができました。
彼らは悪気があってやっているわけではなく、ある種の自由さが鋭さを持った言葉に姿を変えているだけなのです。

若さは時として武器になり得ます。
歳を取ると自然と社会に縛られ、自身にブレーキをかけるようになります。
しかし、若人にはそのブレーキが備わっていないことがあります。
その欠如は ”勢い” となり、驚異的な結果に結びつくこともあるのです。

文句は熱量の強さであり、本能の強さ。
文句は勢いの裏返し。
対して公共心は理性の強さによるもの。
公共心と勢いはトレードオフ。

だとすれば、ポケモンを始める前にある程度の常識・マナーを身に付けてしまった私には、彼らのような勢いは出せないわけで。
代わりに、理性的な行動は公共心の分だけ彼らよりも得意なので…

対戦勢への復帰を決意する

私の武器は、理性的な言語処理。
そして、それに伴う演算・ロジック形成。

若い人達のような勢いはないし、熱量もない。
でも、彼らよりも強い理性を持っている。

その理性をうまく活用して、文句を垂れ流さずに勝つ方法を考え続けます。
その生き方が私には合っています。

なので、咳が止まってノドの痛みも消えて、体力が回復したら対戦に復帰します。
まずはご飯を食べて寝るところから。

先は長いですが、忘れずに薬を飲みながら、「片手間で」PJCS予選に備えていこうと思います。
次回もよろしくお願いします。

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