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【片手間ダブル】#60 黒バド寿司を分解する⑥

皆様、ごきげんよう。
片手間ダブルのにゅららです。

黒バド寿司のことを考えていたら、いつの間にか週末になっていました。
そろそろ寿司が食べたくなる頃…とはならないのがにゅららという男。
自分、回転寿司屋にフライドポテトを食べに行くタイプの人間なんで。

ということで、前回の日記はこちら。

今日もレギュG構築を設計していきます。
分析!分析!分析!
※今回は少し長いので注意


仲間大会を振り返る(12/13)

定例の反省会のお時間です。
レギュGの仲間大会を軽く振り返っていきます。

毎度お馴染みオプーナ 様主催の「オプーナG #44」に参加してきました。
主催者様、いつもありがとうございます。
結果は計3戦、3勝0敗でした。

① カイオーガ軸:勝ち
② 白バドレックス軸:勝ち
③ 黒バドレックス軸:勝ち

今回は、黒バドレックス / ヘイラッシャ / シャリタツ / イエッサン♀ / テツノカイナ / Gマタドガスの6体で挑みました。

1戦目は持久戦調のカイオーガ構築。
2戦目は白バドスタン構築。
3戦目は黒バド寿司ミラー。

1・2戦目は、禁伝枠に捉われず相手の構築方針(ゲームプラン)を崩すような選出及び初動を選ぶことができました。
急戦も持久戦もいけるぞ、と。

3戦目はミラーマッチ。
こちらと少し型が違っていて読みを外したり、地割れを当てられたりと踏んだり蹴ったりでしたが、粘りに粘って逆転勝ちを収めました。

少しずつ理想の動きに近付いてきました。
相手がこちらの型や動きを知っていても、簡単に土俵を割らない戦い方…
頑張った成果が出てきましたね。

タイトルを変える

ここ1週間の日記のタイトル、「自作のレギュG構築を分解する」を表記されていたのですが…今思うと「自作」って部分が変ですよね。
いやぁ、元々は黒バド+寿司+ディンラッシャだったので本当に自作だったのですが。

早々にディンルー要素がなくなり、検討を重ねるごとにベースとなった構築に近付いていき、気付けばただの「黒バド寿司」!
もう黒バド寿司でいきます。

ということで、過去の日記(①~⑤)も含めタイトルを修正しました。
なお、本文の内容に変更はありません。

この1週間で身に付けたノウハウを使って、他の構築も作ってみたいので…
早めにこの大型シリーズを終わらせて、日記を通常仕様に戻したいですね。

共通項を探る(黒バド編)

昨日、黒バド+寿司の構築記事を集めました。
今日も新規でいくつか仕入れました。

最終的に、今回のコンセプトに近い構築3種類を分析対象とすることにしました。
今回は選ばなかった構築記事も含め、発見したものは文末に載せておきます。

本日はこれらを比較していきます。
この日記を読まれることでネタが割れたとしても、そこは分析力で補えばいい。
あくまで研究量で勝負します。

重複メンバー 比較表

各構築における、重複したポケモン(4体)の持ち物・テラスを比較してみました。

初めに黒バドについてです。
こだわりメガネを持たせると、リーチは伸びる一方で小回りが利かなくなります。
その点命の珠だと、若干火力は落ちるものの対応力がグンと上がります。

テラスも霊テラスならリーチは伸びますが、やはり受けの面で弱さが見られます。
受けテラスだと、切った際に火力は上がりませんが耐久性が上がります。

持ち物とテラスの組み合わせは、隣に置くポケモンと連動しています。
選択するサポーターに依存するといっても過言ではないので、一旦先に進みましょう。

ちなみに、その他の構築記事だとタスキを持たせているパターンもありました。
攻撃的テラス+タスキの行動保障も中々に強いかもしれません。
今回は割愛します。

共通項を探る(寿司編)

ヘイラッシャに関しては、持ち物もテラスも完全に一致しております。
黒バド寿司のコンセプトを考慮すると、これは一種の最適解と言えそうです。

急戦ルート: 黒バド→寿司で対面速攻
持久戦ルート:毒菱→寿司でヒット&アウェイ

持久戦ルートを考慮したとき、食べ残しによるリソース回復が非常に強力なのです。
草テラスも苦手なゴリランダーやモロバレルに強く出られるため、好相性と言えます。

一方シャリタツですが、タスキ派とスカーフ派に分かれています。
またテラスも三者三様です。
個人的にはタスキ+ドラゴン技の威力を底上げするドラゴンテラスかなと(そもそもシャリタツにテラスを切ること自体がレアケース)。

共通項を探る(ドガス編)

持ち物はオボンのみと隠密マント。
隠密マントの場合は猫だましを誘うようにすれば強みが出る可能性があるので、この指枠をイッカネズミ等にするのが良いかもしれません。
また、タスキが余っているのであれば行動保障として持たせておくのもアリ。

テラスはこれまた三者三様。
草テラスだと地面技や粉技、カイオーガの水技等を受けられるようになりますが…
悪戯心を防ぐ悪テラスも魅力的。

Gマタドガスには相手の特性を封じて初動を遅らせる役割の他、毒菱を撒いて後続にプレッシャーをかけるという大切な仕事があります。

故に、選出時はコントロール寄りの動き…つまり持久戦調を目指すのが好ましいのです。
毒菱を撒きながらの対面速攻はアンチシナジーですからね(最近気付いた)。

なので、基本的には耐久性能を底上げするオボンのみが良いかなと私は思います。
最終的にはパーティと相談ですね。

差別化点を探る(格闘枠編)

残り2枠に関しては、まず共通して「格闘枠」、そして広義ではありますが「サポート枠」を設けていることが分かりました。

差別化メンバー 比較表

格闘枠は対ノーマル・悪タイプを担います。
テツノカイナであれば、トリル対策要員も兼任することができます。
一方コジョンドであれば、フェイント要員・ワイガ要員も兼任することができます。

共に猫だましも使えるため、相手の構築が偏っていて黒バドor寿司が出せないとなっても、ごまかし役として出せそうなのが非常に嬉しいところ。
やはり格闘枠は必須級ですね。

他の構築だと、格闘枠というよりメタ枠として防塵ゴーグルコノヨザルが採用されていたり、格闘枠を採用しない代わりに相性の不利をギミックで押し切る(滅び寿司、毒毒寿司)といった選択もあったりしました。

今回はコンセプトに合わないと判断したので、泣く泣く割愛させていただきます。

差別化点を探る(サポート枠編)

最後にサポート枠です。
まず、勝ち筋がギミック寄りである、または黒バドがタスキを持っている場合は、この指とまれを使うポケモンは採用されておりませんでした。

裏を返せば、黒バドが守備をあまり考えずに殴り切ることがメイン戦術になる場合は、この指要員は必須級であると予想されます。

実際、バルドル様が配信で使用していた黒バド寿司にはこの指要員がいなかったのですが、水テラススカーフウーラオスに真正面から黒バドレックスが打ち砕かれていました。
この点からも、この指要員は対ウーラオスのために必要という結論に私は至りました。

イッカネズミとイエッサン♀は、どちらにも強みがあって甲乙つけがたいです。
攻撃的にいくならフレンドガードとフェイントで強気に出られるイッカネズミ、守備的にいくならフィールド奪取をしつつ先制技も防げるイエッサン♀でしょうか。

他候補としては、守備的に構えつつお先にどうぞでトリル対策もできるピッピ、胞子も猫だましもワイガもできるドーブル辺りも面白そうです。
トリルをケアする場合は、こちらも選択肢として十分アリではないでしょうか。

今日の分析をまとめる

ただの日記のはずなのに、ここまで長々と(約3300字)やってきました。
最後に今日の活動を整理します。

・基本戦術は黒バド@1→寿司
・黒バドはチーム方針や環境に合わせて持ち物・テラスを変えた方が良いかもしれない
・寿司はフィニッシャー兼粘り役
・@1がサポート枠なら基本は対面ベースで攻撃的な選択肢を取っていく
・@1がGマタドガス+毒菱を撒くならその試合は持久戦調に進むため、場合によっては黒バドを交代しながらジワジワと優位を拡大していく
・@1が格闘枠なら基本は速攻、テツノカイナなら耐久性を活かしてアグロアタッカーを倒したりトリルの発動を牽制する

あ~あ…
またゴールに辿り着かなかった。
次回、多分最終回です。

明日こそ選出を分析します。
上記の基本パターンの他、黒バド+ヘイラッシャ先発による「アスビ or 合体寿司クイズ」の選出パターンも研究していこうと思います。
何となく分かってきたという感覚を、ちゃんと目に見える形にしていきます。

先はそろそろ短くなってきましたが、ピンプクのおとしものを集めつつ、「片手間で」PJCS予選に備えていこうと思います。

おまけ;黒バド寿司リンク

【黒バド+寿司コンビ+Gマタドガス】

【その他の黒バド+寿司】

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