【片手間ダブル】#34 ポケモンプレイヤーの結婚について考える
皆様、ごきげんよう。
片手間ダブルのにゅららです。
緊急で日記を書いています(18時執筆開始)。
流石に今回だけは流れに乗らせてください。
ということで、前回の日記はこちら。
本日のテーマはズバリ、ポケモンガチ勢と結婚についてです。
私は結婚後にポケモン対戦を始めた、おそらく珍しいタイプのプレイヤーなのですが…
この体験談って、多分需要あるよな、と。
音速で考察していこうと思います。
ちなみに、昨日は娘に仲間大会への参加を阻止されました(伏線)。
定例の反省会はございません。
結婚報告を祝う
前世の頃から約6年、彼のプレイ動画を欠かさず視聴していた身としては、流石に嬉しすぎます。
祝う他ないです。
ゲーマーやら YouTuber やらの前に、そもそも前提として人間性が優れているんよなこの人。
少なくともこの6年間、彼のことを嫌いになったことは一度もないし、彼のアンチも見たことがありません。
なので、今回の結婚報告に対して、正直そこまで大きな驚きはありませんでした。
妙な納得感と言うか…ねえ?
分かる人がいてくれたら嬉しいです。
結婚について考える
さて、本題です。
ポケモンを本気でやる人にとって、結婚をするのはいかがなものか。
結論から申し上げますと、厳しい条件を乗り越えてようやくプラスという感じです。
で、子どもが生まれたら、それはもう急転直下のレベルでマイナスに傾くと思ってください。
まず、残念ながらこの国では、ポケモンが強いだけでは生活していけません。
現状、国内のポケモンのゲーム部門では、賞金は出ていないようです。
PJCSの上位者にのみ、世界大会の旅費負担等があるくらいのものです。
なので、強豪プレイヤーはそこで売った名前を配信業という形で活用したり、あるいはそこで得たスキルを社会の需要に合わせてコンテンツとして提供しているのです。
ポケモンの世界で競争しながら、同時にエンタメの世界でも競争している、というわけです。
結婚相手がどのような条件を出すかは、これはもう相手と自身の関係性に依存するとしか言いようがありません。
が、「ポケモンはするけど生活費は出さない」なんて人とわざわざ結婚してくれるような聖人が、この世に何人いるか…
結婚して、共に暮らすようになって。
お互いに不満がなく、稼ぎがあって生活資金も不足がなく、何よりパートナーがポケモンというゲームに対して理解があり、何なら月末は多少なりともサポートしてくれる…
ここまで揃って、初めて結婚したことが「競技者目線で」メリットになり得るのです。
で、改めてバンビ―さんの状況を見ますと。
推測にはなりますが、上記のエグイ条件をオールクリアしていそうなんですよね。
なので、彼にとってはこの結婚は多分プラスと見なしていいでしょう。
裏を返せば、彼クラスでようやく結婚(あるいは交際)がプラスに働くのです。
これが現実です。
この国、ゲーマーに厳しすぎる!
家族について考える
では、更なる核心に踏み込んでいきます。
子どもができたらいよいよ勝てなくなる、というお話をしましょう。
私の場合、娘が2歳半の頃にランクマ(レギュD開始シーズン)に初参加しまして。
そこから約1年半、S21に356位を記録しました。
この成績を出したROMを含め、レート1800を達成した3ROM全て、実は月末期の8/29~9/1の間に戦っておりません。
「複数ROMレート1800超え」を目標にしていたというのもありますが…
ちょっともったいないですよね。
ランクマプレイヤーにとって一番大事な月末に、一体私は何をしていたのでしょうか。
ハイ、主に育児と家事を、それから家族との時間を過ごしていました。
しかも、よりによって幼稚園の夏休みが終わるタイミングでしたからね!
買い物も行かないといけませんでしたし、夏休みも終わるからって慌ててお出かけもしないといけませんでしたし。
そう…結婚して家族ができると、ポケモンの優先度は落ちるのです。
子ども、特にまだ手がかかる幼児は、競技者にとってある種の障壁とも呼べるでしょう。
ジュースは入れてあげないといけないし、オニごっこには付き合ってあげないといけないし、目を離すとすぐイタズラするし…
もう自分自身が生活の中心ではないのです。
実際、昨晩の私は娘にポケモンを封じられ、強制的にマリカ(CPU戦、50CC、ネコピーチ+猫の車)をさせられています。
これ、にゅらら家では結構な頻度で見られる、仲睦まじい光景なのですが。
ポケモンで対人戦をしたかったのに、マリカでCPUと戦わされるのは圧倒的屈辱…!
また、子どもがいると単純に出費が増えます。
遊ぶだけでも結構な重労働なのに、その上で社会に貢献してお金を稼がないといけないのです。
で、ポケモンに割く時間は相対的に減り、結果的に勝てなくなるのです。
私は、実はランクマで戦うには最初から不利な状況だったようです。
ポケモン仲間(ほぼ独身 or そもそも学生)を見ていて、ふとこの事実に気付かされました。
独身時代にランクマに潜りたかったという思いもありますが、この世に ”たられば” はございませんからね。
既婚者視点でアドバイスする
まず独身のランクマプレイヤーの皆さんへ。
ポケモンを一種の娯楽と捉えるか、あるいは心血を注ぐレベルの競技と捉えるか。
これは人によって異なることでしょう。
ただ、いずれにせよ人とお付き合いをしたり結婚したりすると、それはもう自分一人の人生ではなくなってしまうのです。
そんな中で、自我を通してポケモンだけをし続ける、というのは相手の気持ちを無視していることに他なりません。
なので…
競技者として一流を目指す間は、損得抜きで身を削ってサポートしてくれるような相手と巡り合わない限りは、余計な責任が伴わない独り身の方が良いです。
特にガチ勢の皆様の参考になれば幸いです。
続いて既婚 or お付き合いしているけど、子どもはいないランクマプレイヤーの皆さんへ。
ガチるなら今のうち!
子どもが生まれたら、ポケモンよりオムツ替えや歯磨きの仕上げの方が優先度が高くなって、1ターン45秒の間に技選択ができなくなります。
ある芸人さんが言っていた言葉を借りると。
自分の人生を漫画だとすると、子どもが生まれた瞬間に主人公が自分ではなくなるのです。
我が子が、自分の人生という物語における「2期主人公」になるのです。
なので、主人公が自分である間に一旦ガチっておくことをお勧めします。
もちろん子どものために一生懸命頑張るってのも尊いですけどね。
あと、当たり前ですがパートナーは大事にしてあげてください。
最後に、もう子どもがおられるランクマプレイヤーの皆さんへ。
いや~分かりますよマジで。
1戦ごとの拘束時間が長すぎて、全然普通に無理って感じですよね~。
我が子に当たり散らさないよう、そこだけはお互い気を付けましょうね。
とりあえず今日の考察は終わり。
バンビ―さんのより一層の活躍と幸せな生活を祈っております。
先は長いですが、主夫としての職務を全うしつつ、「片手間で」PJCS予選に備えていこうと思います。