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【片手間ダブル】#93 PJCS予選1回目を考察する②
皆様、ごきげんよう。
片手間ダブルのにゅららです。
本日のオニごっこは中止です。
雪が降っていてクソ寒いからです。
私と園児達は走るので大丈夫ですが、お母様方は走らないので凍ってしまいますからね。
ということで、前回の日記はこちら。
昨日に引き続き、あれこれ考えていきます。
へたっぴは へたっぴなりの 努力を(字足らず)
「兼任化」に着目する
昨日はこのようなものを作りました。
今日はこれを起点として考えていきます。
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まず気になったのが、45戦で一度もピッピと当たらなかったことです。
選出されなかったのではなく、そもそも構築に入っていなかったのです。
果たしてこれは偶然か…?
必然、サポート性能に特化したポケモンを採用しがちな攪乱的アグロ・ランプとは、今大会を通してほとんど当たらず。
私が想定以上の結果を残せたのは、環境に少なくその対策も甘くなっていた攪乱的アグロ調の動きを採用していたからなのかもしれません。
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代わりにモロバレルとアホほど当たりました。
白バドが3回、黒バドとザマゼンタが2回ずつ、あとはミライ・オーガ・テラパが1回ずつ。
全方位から重宝されるモテモテキノコの合計種族値は、何と脅威の464とのこと。
以下、この指or怒りの粉枠の遭遇回数。
構築に入っていた回数を分母、実際に選出された回数を分子とします。
・モロバレル 10/12
・炎オーガポン 0/7
・イエッサン♀ 2/5
・ウルガモス 1/3
・岩オーガポン 0/2
・イッカネズミ 1/1
・ドーブル 1/1
・ビビヨン 0/1
現環境におけるこの指・怒りの粉枠は、担える役割が「支援」一本だと物足りないと判断されている節がありそうです。
プレイヤーの練度が上がってきたことで、より高出力・高汎用性のポケモンが好まれつつあるのかな、と私は推測しております。
例えばバレルみたく妨害役やクッション役も兼任したり、各種オーガポンみたく高速・高火力アタッカーも兼任したり…
こういったサポーターの「兼任化」の流れは、今後更に加速すると勝手に予想しております。
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「実質禁止伝説」に着目する
大概のゲームにおいて、最初期の環境では速攻戦術が流行り、次にその急戦調の動きを咎められる耐久戦術が流行り、最終的にどちらの動きにも対応できる戦術を扱えるプレイヤーが大会で多数上位入賞を果たすものです。
ところで、今大会を通して最も遭遇した禁伝枠はカイオーガなのですが…
瞑想カイオーガ(カイオーガ入りのランプ構築)とは一度も当たりませんでした。
1回くらいぶつかってもおかしくなかったのに。
初手スカーフor追い風→潮吹き・根源の波動→後発の高種族値一般枠がスイープみたいな構築がほとんどで、その他も一般枠で盤面整理→結局潮吹き!みたいなカイオーガ軸ばかりでした。
もうとにかくみんな高圧的な上に速くて。
元瞑想カイオーガ使いとしては、今の環境は高速・高火力化が進んでいて瞑想を積む時間がないなぁと思ったりします。
どこからでも不意に凶悪な一撃が飛んできたり、シンプルに準伝2体で単体攻撃と範囲攻撃を絡められてボコボコにされたり、と。
積むならテラパゴスやザマゼンタのように、初期状態ですでに耐久が保証されているポケモンじゃないと厳しいように感じます。
それもこれも、急戦も持久戦も咎められる「実質禁伝」の台頭が全てだと推測しております。
ウーラオス君、キミのことを言うてるんやで?
あー待って!だからモロバレルが増えたのか!
お巡りさん、コイツがランプ構築やギミック構築を破壊して回ってる犯人です!
積むならまずはウーラ対策。
私の見解は以上です。
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黒バド寿司の今後を考える
先に宣言しておくと、予選2回目も黒バド寿司で挑むつもりです。
ポケモン人生で最も練度が高い構築と言っても差し支えないでしょう。
彼らと最後まで戦う所存です。
ただし、構築の6枠目問題は今後も考え続けないといけないでしょう。
今回は約1ヶ月半の練習を経て最終的にテツノカイナを採用し、選出した試合の勝率も70%と決して悪くはありませんでした。
しかし、メタ枠と位置付けて採用している以上は、選出率は下がってもいいのでもっと勝率を上げたいところです。
10回に3回くらいでいいので、出た試合は全部勝つみたいなポケモンを採用したいのです。
そもそもテツノカイナの選出率は51%で、寿司コンビが56%(その上で勝率が7割切り)ということから、本予選では「寿司を信用していなかった」ことが読み取れます。
要はメタ選出に頼り過ぎだったのです。
寿司コンビにこそ改善の余地があるのです。
モロバレルの急増に対し、大会前1〜2週間で明確な解答が準備できなかったのが痛恨でした。
1月下旬のコロナ感染は有効急所だった…!
まずはここを再考しないと。
クリアスモッグが致死レベルの対策であることはもちろん承知の上で、本当にやられて苦しかったのは花粉団子によるリソース回復でした。
これをされた試合は全敗しております。
すなわち、寿司側のモロバレル対策はただ1つ…一撃で倒す事ではないでしょうか?
草・電気・胞子対策として当たり前だと思っていた草テラスも、実は根本的な解決にはないっていないのかもしれません。
他の型の構築記事を読みながら、改めて寿司と向き合っていこうと思います。
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一応今日はこんなもんで。
明日以降はこれらについて書きます。
どれを選ぶかはその時の気分ですね。
・ボーダー読みと3日目○○時時点の順位
・どの構築タイプ/禁伝軸を捨てるか
・結局どういう相手に多く負けたのか
・日記の『ランクマ反省』は実際に活きたか
次の戦いまであと23日ですが、慌てて洗い物をしつつ、「片手間で」PJCS予選2回目に備えていこうと思います。