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【BADGEユースケースインタビュー】「NFTによる新たな繋がりで、さらに面白いことができるようになる」 Skyland Ventures 中村公哉氏

BADGEユースケースインタビュー

BADGEをご利用いただいた企業にインタビューさせていただき、実際のユースケースや感想をこの記事で紹介しております。

また、様々な事業者や投資家などがNFTを活用したビジネスに対して、どのように興味関心を持って取り組んでいるのかなど、一線で活躍しているビジネスプレイヤーの今を情報発信してまいります。


今回は、ベンチャーキャピタリスト業務に加え、弁護士として自社および投資先のリーガルサポートを行うなどコーポレート部門にも関与されているSkyland Venturesの中村公哉さんにインタビューさせていただきました。

Skyland Venturesは、NFTコレクション OhayaStudio/Cool Collection を買収し、クリエイターOhayaと共同運営体制によりNFTコレクション運営を開始したり、10周年を記念し起業家・投資家などを集めた「Hiveshibuya OPENDAY」を開催、その他NFTを活用したスタートアップへの投資などをされています。

Skyland Venturesの概要

Skyland Ventures (SV) は、シードスタートアップ投資をメインに行うベンチャーキャピタル(VC)ファンドです。 “The Seed Maker. & Unlearning.”をミッションに掲げ、テクノロジー産業に大きなインパクトを与えるスタートアップへのシードマネーを提供するエクイティ投資・トークン投資を行っています。2022年8月までに日本国内のスタートアップを中心に約150社へ投資済。2022年以降は、Web3 (Crypto・NFT・Blockchainなど)のスタートアップへの投資(エクイティ投資/トークン投資)にフォーカスし、投資活動をしています。
                     公式ホームページより引用。

https://skyland.vc/


以下よりインタビューです。

BADGEを利用した理由やどのような形で利用いただきましたか?

BADGEを配布したのは、Hiveshibuya OPENDAYです。弊社の10周年のイベントということで、特別にWeb3に興味を持った方だけが参加していた訳でもなかったのですが、BADGEを受け取ることを目当てに来場されていた人もいたので驚いた記憶があります。

弊社は投資会社ですのでNFTを活用したビジネスや事業を直接展開しているわけではありません。ただし、NFTを活用したビジネスに投資をしている関連でもちろん興味があり、プロダクトも積極的に使っていこうと考えていました。今回はイベントのタイミングがあったのでBADGEを利用させていただきました。

実際に誰がNFTを受け取ったかまでは分からないのですが、BADGEの丸形のデザインも人気があり、欲しいと言って来てくださった方も中にはいました。


発行枚数は限定100個で準備をしました。来場者数は100人を超えていたので、受けることができなかった人もいたと思います。人数限定でNFTを配布しているということに興味を持ってくれた人もいたと思います。


現在イベントで発行した100個のBADGEは40個ミントされていました。実際に配布してみてどうでしたか?

40個もミント(Mint(鋳造):NFTが発行されること)されていることに驚きました。BADGEを配布したイベントはWeb3関係ではなかったからです。これはBADGEの配布しやすさや受け取りやすさが良かったからかも知れないです。

配布した方法は、自社で発行したQRコードを紙で印刷して切って配布しました。実際にQRコードを配布するときも、「NFTがもらえるので後でやってみてください」という感じで配布していたので、配布当初からじわじわとBADGEをミントする人が増えていったのかも知れません。

BADGEを配布するときに意識していたことは、Web3のイベントではなかったので、あまり受け取る側の負担がないようにしたいということでした。BADGEを発行するURLをメールで送ることもできたと思うのですが、QRコードの方が絶対に楽かなと思ってQRコードを選んでみました。結果、簡単に配布することができました。

実際に社内のクリプトに詳しくないメンバーに試してもらったところ簡単にミントできたので、そこまでリテラシーが高くなくてもできるのが確認できたのもイベント主催側として安心できました。BADGEの利用コストが低いというのもよかったと思います。イベント開催にはどうしても予算が限らてしまうことがあると思いますので。もちろんBADGEを利用できる値段はこれから変わっていく可能性があるかとは思いますが。


BADGEを配るだけでなくその先の繋がりなどに活用できるようなユースケースを検討しているのですが、今後BADGEに搭載してほしい機能やこれがあったらいいなというものはありますか?

あるイベントに参加してBADGEを受け取った人は、別のイベントでも何か特典を得られるような機能があると面白いと思います。

たとえば、他社とのイベントの横の繋がりを作ることは現状なかなか難しいと思います。それをBADGEを保有しているユーザー同士がつながることで、イベント同士も紐づくような関連性が可視化できると良いと思います。

投資会社がなかなか花火大会と繋がることは現実的には難しいのですが、そういったイベント同士が繋がるような設計があれば、BADGEでこれまでできなかった主体との新たな繋がりにより、さらに面白いことができるようになるのかな、と思います。


BADGEを利用してみてどのような課題感を感じましたか?あるいは要望などはありますでしょうか

実際に、BADGEをミントするインセンティブをどうするのかという難しさはあると思います。イベントに来場したことの記念というだけでは手続きが面倒と感じてしまう人にとってはミントせずに終わってしまうこともあるからです。

BADGEを発行するインセンティブが金銭的なものではなくてもいいと思っていて、自分の興味関心がある新たな情報を得られたりするインセンティブなどがあると、ミントしたくなるかも知れないですね。

例えば、ミントした月内の別のイベントの情報が手に入るということであれば、イベント情報を得るために、またミントしたいという気持ちになるかも知れないと思います。そういった目的意識が自然に湧くような仕組みがあると良いかも知れません。

あとは、画像を丸型のデザインにするイメージを用意するのが少し大変だったので、サンプルがあるといいなと思いました。


もしまたBADGEをご利用いただくとしたらどんな方法で使いたいと思いますか?

ハッカソンなどの企画を考えていて、そこの中でBADGEを配るということは考えられると思います。

配ったBADGEを証明書のようにステータスのとして使ったり、コンテストなどで単なる参加者向けのBADGEと賞を取った人を分けて配るのもいいと思います。

BADGEを持っている数やその内容によって、どれくらい行動している人なのかが証明できると新しい仕組みやビジネスとして使える可能性があるのではないかと思います。


インタビューは以上です。


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