【全文無料】シティリーグS2準優勝 宝石リザ忘備録【3000文字ぐらい】
こんにちは、バッヂと申します
先日行われたシティリーグにおいてヨルノズク型リザードン(以下宝石リザ)を使い準優勝できたので忘備録、個人の記念も兼ねて。
グッズロックのスボミーを含めた新環境でもロトム型のリザードンよりはやれそう感があるので、最近ポケカを始めた方やリザードンを使いたい方々の踏み台になれれば幸いです。
当日使ったデッキレシピ
宝石リザードンの強み
■宝石リザードンの強みを3つ挙げるとして1つ目に序盤の展開力が挙げられます。
従来のリザードンexデッキはロトムVによる手札補充から展開するのが主流です。しかし直近の環境デッキはゲームスピードが速く、今までは『序盤→中盤→終盤』という段階を踏み進んでいたゲームが『序盤→終盤』といったように一気にサイドを進めたり盤面を崩壊させることが可能となっています。
そんな中ロトムVでゆっくり手札補充、ポフィンやネストボールが足らずに展開できないとなるとリザードン本来の強みである『終盤の強さ』が活かしづらいと感じました。
一方宝石リザはスピンロトムからの展開力が凄まじく、序盤の展開事故がロトム型に比べて非常に少ないです
ロトム型の先攻1ターン目に引きたい展開札(ヒトカゲスタートだった場合)
ポフィン、ネストボール+次のターンに使うペパー
ヨルノズク型の先攻1ターン目に引きたい展開札(同じくヒトカゲスタート)
ポフィン or ネストボール+次のターンに使うサポート or ボール系統ならなんでも
とにかくスピンロトムさえ場に置くことができれば盤面を形成することができ、且つヨルノズクを手札に加えることによって次のターンの動きにも繋がります。この序盤の安定感こそがロトム型とヨルノズク型の大きな違いだと認識しています(勿論ロトム型にはロトム型の強みがある)
■2つ目の強みとしてリザードンex以外のアタッカーとしてテラパゴスexが非常に優秀な点が挙げられます。
テラパゴスexの優秀な点3つ
・HPが230で、たねポケモンとしては場持ちが良い
・技が無色エネ2つで使えるのでダブルターボ or れんごくしはいから起動可能
・ヨルノズクを起動するためのシステムでもある
終盤に向けてリザードンをベンチに控えつつ手軽に用意できるアタッカーです。ベンチをフル展開しなくてもイキリンコexやミュウex程度ならワンパンできるので積極的に使いやすいです。
■3つ目の強みはファントムダイブ、デヴォリューションへの耐性です。
システムポケモンをピジョットしか採用しなかった場合先攻2ターン目のファントムダイブでポッポを狩られ、以降のターン永遠にピジョットexを立てることができずそのまま負け。という展開が多々ありましたがホーホーのHPは70のためファントムダイブで崩されにくいです。また、ゼロの大空洞で展開した後に他のスタジアムを貼ったりピジョットで吹きすさぶことによってダメカンを乗せられたポケモンをトラッシュすることもできます。ドラパルトに苦渋を飲まされ続けた自分にとってはこちらも魅力的に感じました。
デヴォリューションに関しては言わずもがな、盤面にテラパゴスさえ残ればリザやピジョットと一緒に手札に戻されたヨルノズクから再展開することが容易です。なのでそもそもデヴォリューションを撃たれません。
対面ごとの意識(ざっくり)
vsライコポン
・1ターン目にテラパゴスは出さない(後攻1ターン目からでも倒される可能性があるため)
・ダブルターボエネルギーを使用したかがやくリザードンの早期起動
vsレジドラゴ
・負けに直結しない限り、トライフロストは撃たれても良い(無理にマナフィを置かない)
・ファントムダイブを撃たれるとしても、ポッポは出す。その際テラパゴスも出しておく。ポッポが倒された場合、次のターンはテラパゴスをアタッカーとしてバトル場に出す。ナンジャモを使う
vsドラパルト
・ファントムダイブへの意識はドラゴと同じ
・一番カウンター状態(カウンターキャッチャー等を使われる状態)を作りたくない対面
・そのキチキギス、本当に必要ですか?
vsサーナイト
・ボス、カウンターキャッチャー、プライムは終盤に残す(ミミッキュ押し付け等に抗うため)
・マナフィを出す
・盤面はリザ、ピジョ、テラパゴス、ヨルノズク、ホーホー、マナフィが理想(デヴォリューションのケア)
・ジャミングタワーで気持ち良くなる
vsリザードン(ミラー)
・最終ターンのサイドはこちらが1枚、相手が3枚を目指す。(カースドボム、ブライアを使用できない状態)その際の盤面はリザードン、ピジョット、エネルギーが付いた状態のかがリザ or テラパゴス
間違ってる点もあるとは思いますが自分は以上の点を意識してました
デッキレシピについて
・ピジョットライン2-2
自分が参考にしたいくつかのレシピはピジョットラインが1-1、もしくは不採用としヨルノズクラインを4-4としているレシピでしたが1-1だとサイド落ちに泣く試合が多々あったこと、不採用だと手札干渉された際にヨルノズクを引けないことがあったことから安定感を重視し2-2ラインとしました。
山作り、ゲーム運びが上手いプレイヤーはピジョットラインがなくても成立しますが自分の練度では無理でした
・エンテイV不採用
ピジョットラインを増やしたことでメロコを採用するデッキスペースを確保できず、エンテイの強さを十分に引き出せなかったので不採用としました
・エネ枚数とすごいつりざおの採用
炎エネ6枚の構築が多かったのですが5枚でも十分回せたため減らしました。しかし流石に5枚だとリザードンが倒された際タンカだけではエネ供給が間に合わない場面もあるため夜のタンカ2枚ではなくタンカと釣り竿1-1採用としました
・ボスの指令1枚
勿論採用できるのであれば2枚採用したいですが、序盤手札にあってもジニア等の盤面形成に使用するサポートを使うことが多かったので減らしました
・ジニアの採用
ヨルノズクからジニアとふしぎなアメを持って来ることによって
ジニア使用→リザードンとピジョットを持ってくる→アメでピジョット進化→マッハサーチでアメ持ってきてリザードン進化
この一連の流れが安定感凄かったので採用しました。ピジョットラインがなければ採用しなかったかも
・ナンジャモ3枚
ゲーム中使うのは2枚ですが序盤の安定感向上も含めて3枚としました
・ジャミングタワーとシンオウ神殿
どちらを採用するか悩みましたがダブルターボを採用しているため神殿ではなくジャミング採用としました
当日のマッチアップ
漫勉なく環境デッキを踏んだなという感想です。宝石探しを絡めてカースドボムとネジキでサイド4~5枚一気取りした試合が2つあったためここはヨルノズク型の強みだなと感じた次第です。
最後に
拙い文章ではありましたがここまでご拝読いただきありがとうございました。新環境で何握るかは決めてませんが、スボミーを意識した上でリザードンを使うならジニアの枚数増やしたり、リザードやサマヨールを採用したり、エーススペック枠を偉大な大樹にしたり色々試したいですね。
では