シンデレラファイトシーズン2 Group B Day3 感想記
Group A のDay2 #3は疲れて書けなかったw
ということで、
#2までは書いたのでよければご覧ください。
ということで、今回はGroup Bです。
Group B #1
選手紹介
成海有紗プロ(協会)
関西で活動中の人気プロ。
麻雀プロのTwitterをフォローしている人なら一度は見たことあるであろう…
この画像が大変話題になった。
ちなみに、邪な気持ちがある人間は…
1sに気がつかない。
当然俺も言われるまで気がつかなかった。
加藤利奈プロ(協会)
栃木で活動中の加藤プロ。
Twitterでは何度かお見かけしたことがあるけど、実際の麻雀は見たことがないので、今回結構注目している。
ところで、栃木といえば…
爆盛りで人気の
藤というお店があるらしいんだよ。
…オムライスならイケる気がする。
音無愛音プロ(協会)
関西予選を勝ち上がって出場権をゲット!
ちなみに、今回がラストイヤーらしい。
最初で最後のチャンスをモノにできるか?
入場ポーズも気合い十分だ。
ちなみに、俺はこれをみてスタンハンセンのポーズかと一瞬思ってしまったが、よく見ると指の形が違っていた。
実際は、
ファーストガンダムのあの有名なシーンだったらしい。
佐藤まひろプロ(協会)
吉祥寺マーチャオで社員として働きつつ、ゲスト活動もこなす若手プロ。
今回が初出場だ。
マーチャオって研修社員→社員になるハードルが結構高い…
と、有識者が言っていたので麻雀だけでなく接客も素晴らしいんだろうと勝手に思っている。
ところで、吉祥寺といえば…
私場代チャラが生まれた町です。
全く記憶にないが、3歳まで吉祥寺に住んでいたらしい。
で、その後は藤沢→仙川→相模大野に住んで今に至る。
…全然関係ない情報だったなw
という事で、東西協会対決となった#1の感想を書いていきたい。
ラス回避故の手組み?
東二局二本場、成海プロの手牌。
普通は南を切って1-4s、1-4p+縦引きも見そうだが、成海プロは…
打3s。
早々に形を決めて後々の危険牌になるかもしれないドラ表の3s切りとした。
おそらく普段は成海プロも南を切るような気がするけど、ラス回避ルールということでかなり守備的な選択をしたのが印象に残った。
今回のシンデレラファイトはラス回避ルールなんだけど、選手によって安牌を抱えるタイミングなんかが違うので、そこを見るのも結構面白い。
平和な時間
南二局二本場。
8mを仕掛けて1m切りでテンパイする音無プロ
それを受けて佐藤プロの手牌
いくつか選択肢があるが、佐藤プロは…
打3m
ここは音無プロの1300は1900のアガリとなった。
が、ここでおそらく音無プロが1000は1600と申告。
たぶん8mポンを忘れていたんだろう。
それか、本場を勘違いして1300は1600と申告したのかもしれない。
で、特に訂正も入らずそのまま点棒授受。
これを見ていたこの日の解説の忍田プロが、
「あれ、なんか…お釣り大丈夫かな…」
と娘たちを見守る優しい父親感を出す。
というか全然話変わるが、この日の忍田プロの解説はめちゃくちゃ面白かったのでこれだけでも見る価値あります。
話を戻して、やはり点棒授受に誤りがあり、
スタッフから訂正が入る。
こっから…
めちゃくちゃ和やかな空気になるw
東西対決でバチバチかと思いきやとても平和な時間が流れていた。
これがね、本来の麻雀の良さですよ。
まさに緊張と緩和のバランスがとれた素晴らしい局だった。
ちなみに、これを見て「プロが点数間違えるのかよ、てか誰も気づかないのかよ。」
なんて批判は野暮ってもんだ。
うっかり間違えることなんて誰でもあるしね。
明暗をわけた音無プロの選択
南三局…
現在ラス目の成海プロの手牌。
打東として、打点を作りにいく。
そして…
ここはドラの2s切り。
これを…
三着目の佐藤プロがポンして6s切り。
すると…
成海プロがテンパイし、リーチ!
現在ラス目の成海プロは何としてもアガリたいところだ。
一方、他の三人はかなりこのラス目のリーチには
向かい辛いが…
リーチ後、成海プロに通った3mを音無プロが切ると…
佐藤プロが、チー!
タンヤオドラ3赤の仕掛けで踏み込んでいく。
そして…
音無プロの手牌。
成海プロのリーチに通る牌は、7p•8m
しかし、ドラをポンしてタンヤオ仕掛けの佐藤プロには通っていない。
が、8mに関してはリーチ後に音無プロが切った8mに対して佐藤プロが仕掛けていないことを考えると、7pよりは切りやすい。
音無プロの選択は…
打9p
成海プロには通っていない牌だが、8pのワンチャンス+タンヤオ仕掛けの佐藤プロには当たらないであろう9pをチョイスした。
直後に…
佐藤プロが7pを引いて4-7pのテンパイ。
つまり、あの局面でもし音無プロが打7pとしていたら、佐藤プロが678pで仕掛けて、この7pは成海プロに流れるので、成海プロが佐藤プロに満貫放銃となっていた…
勿論これはタラレバだし、実際7pよりも8mが選ばれそうなので佐藤プロのアガリはなさそうではあるけど、結果としては成海プロと佐藤プロの明暗を分ける一打となり…
この局は成海プロのツモアガリとなった。
東トイツ落としから見事に仕上げた手順も素晴らしいが、音無プロの選択によってはかなり未来が変わる展開だったので面白い局だと思った。
その後、ラス親の佐藤プロの踏ん張りもあり接戦となったオーラスは必見ですので、是非本編をご覧ください。
Group B #2
選手紹介
彩世来夏プロ(RMU)
「こなたそ」の愛称で人気の彩世プロ。
普段みんなが、こなたそって呼んでいるので気づかなかったんだけど、今回note書いていて思ったのが…
【彩】る【世】が【来】る【夏】…
なかなか洒落てる名前じゃないか?
ちなみに、俺は一度だけ都内某麻雀BARでお見かけした事はあるが、実際に麻雀打ってるところを見るのは今回が初めてだ。
あ、ちなみに某BARでお見かけした時は…
可愛いな…好きです。って思いました。
石田綾音プロ(協会)
元アイドルで、現在は麻雀BAR citrusの副店長。
今回がシンデレラファイト初出場だ。
あ、あとフットサルが趣味らしいんですね。
僕もですね。20代の頃は個サルとか行ってたんですよ。
ちなみに、フリー雀荘と個サルって結構似ていて…
空気読めない人は嫌われます。
ところで…僕石田プロのYouTubeチャンネル見てみたんですよ。
…チャンネル登録しました。素晴らしいです。
旭茅乃プロ(RMU)
シーズン1にも出場したRMU期待の若手プロ。
普段は池袋マの民として働いているらしい。
マーチャオグループで一番忙しいと言われる池袋マで働いている時点でかなり推せます。
ちなみに…これをいうと怒られるんですが、町田マは暇です。
佐藤芽衣プロ(最高位戦)
ここ半年ぐらいで、一気に知名度が上がった…
ような気がする最高位戦で最も勢いのある若手プロ。
とにかく追っかけ界隈からの評判がすこぶる良い。
後ですね…
ドストライクです。
が、放送対局で緊張していたのか…
とても恥ずかしそうに登場していた。
このギャップに俺と同年代の人たちは軒並み佐藤プロのファンになってしまった。
まさにオジサンゴロシ。
そんなわけで、#2の感想を書いていきたい。
縦置きラッシュ
東二局…
東一局にリー棒付きで3900を放銃した、彩世プロの手牌。
まぁ普通は3p切ってリーチだけど、すでに9mが4枚場に切られている…
それでも、まぁ平和になるペン6mだと思えばいーか。
の精神でリーチかと思ったけど、
ここは、縦置きを選択。
すると、
親の石田プロがリーチ!
これを受けて、彩世プロ
この1mを…
プッシュ。
縦置きしたとはいえ、簡単にはオリない。
更に…
この5pは押さずに安全牌の7m、8mを切っていくと…
再度テンパイ。9sはリーチの現物だしここは追っかけリーチもあるが…
ここも縦置き。
結果は、
石田プロが7pを掴み彩世プロへの放銃となった。
縦置き→リーチ受ける→危険牌引いたら即ベタオリせず、
しっかりと打ち回した見事な局だった。
続いて…
東三局一本場
その彩世プロから東一局にリー棒付き3900をアガった旭プロ。
東三局は先制のカン5mリーチを打って、一人テンパイで流局。
確実に加点していく、旭プロの手牌がこちら…
絶好の6p(ドラ)引き。
これはもうね、入り目が違うわwリーチ!
かと思いきや…
これを縦置き。
本人は「これはリーチでした」と反省していたが…
そんなにダメなのかは俺にはわからんかった。
すると、このダマが功を奏し…
赤と入れ替えて切った石田プロの5sでアガリとなった。
確かにこれを曲げるか曲げないかっていうと、まぁ曲げんじゃねーかとは思ったけど、ここまでシンデレラファイトシーズン2を見てきて、ラス回避って事を考えると、そこまで反省するほどの事はないんじゃないかとは思った。
プク顔のフリテンリーチ
東三局二本場…
ここまで、出番がなく…
頬をプクらせてご立腹の佐藤プロに遂に手がはいる…
が、
あんまりイケテない9pツモ。
すると、リーチしてるんじゃないかぐらいノータイムで、
9pをツモ切り。
こんなテンパイとるわけねーだろ!ザケンナ!
の…
すると次巡…
8pツモ。
これはまぁテンパイとるとして、フリテンで曲げるかどうか?
佐藤プロは…
フリテンリーチを選択。
これ、結構フリテンで曲げれる人少ないんじゃないかな。
ピンズは1pと8pは以外はツモアガリか好形テンパイだし、萬子にくっ付けてリーチでも良いから、これは縦置きする人の方が多い気がしたけど…
よく考えると、例えばじゃあホントに嬉しい三面張変化って2pツモか7pツモか7mツモだけって事を考えると、フリテンとはいえこの三面張で曲げる方が良いんじゃね?
って、後から振り返るとわかるけど、これをあの時間で判断してリーチするのって凄いなってマジで思った。
結果は…
見事なイッパツツモ!
素晴らしいアガリとなり…
の表情を引き出していた。
起死回生の清一色
南三局…
リーチが悉く空振りし、空振りだけならまだしも放銃になってしまい…
絶対絶命の石田プロ。
そんな石田プロの手牌。
既に上家の彩世プロが西を仕掛けていることだし、
ここは北切りリーチか…
石田プロの選択は…
3p切り。ここは果敢にハネマン以上を狙っていく。
ここから、
上家の彩世プロが切った7sをチーして打4p。
他から見たらドラ含みのターツを落としてペン7sチーで、しかも南、発、白を序盤に切っているので、ホンイツではなくチンイツだとまぁ思うだろう。
そして…
4sを引いて、1s、4sのシャンポンテンパイ。
他家はこの手出し北切りをどう見るか…
受けて、旭プロの手牌
ロン牌の4sを掴む。
俺、正直この時点で4s切るかな?と思ったけど…
ここは北切り。
これは流石だと思った。
トップ目の親番だからとラフに攻めたりしない。
素晴らしい集中力だ。
集中し過ぎて…
俺は今回の麻雀見て旭プロのファンになったが、このポーズはうまぶりポーズとして、左手にアツシボを置かれてしまうと思った。
そんなわけで、北のトイツ落としで放銃を回避した旭プロだが、幸か不幸かツモが良すぎて…
タンピン赤ドラのテンパイ。
ここまで、石田プロは全てツモ切り…
佐藤プロの9sや彩世プロの8sに対しても特に動きがない…
で、自分は12000点のテンパイ。
アガれば相当トップ通過出来そう。
もし石田プロがテンパイしていて4sで放銃したとしても、まだ捲られない。
リスクとリターンを考えると…
まぁ打つよな。
これは責められないと俺は思う。
トップなら次戦免除になるわけだし。
これが、例えばこの日の#3とかならトップから三着までが同価値なので、旭プロは4sを切らなかったと思う。
石田プロがダンラスだったこと、トップが競っていて、自分に勝負手が入ったことなど色んな要因が重なってしまった結果な気がするが…
それもこれも、リーチ赤ドラのテンパイを取らずにハネマンを狙いに行った石田プロが見事だった。
これに尽きると思う。
悪夢のオーラス
石田プロがハネマンをアガリ、ラス抜けまで満貫圏内に迫ったオーラス…
ダブ南と5mを仕掛けて、彩世プロがテンパイ!
この5-8pがかなり強く、これは彩世プロ勝ち上がりか?
と、思ったが…
親の佐藤プロがタンピン赤ドラのテンパイ。
これに飛び込んだのが…
前局ハネマンを放銃した、旭プロ…
ここで、一気にラス目になってしまう。
そして…
マジなんでアチキが打たなきゃならんのよ!
の旭プロ。
しかし、シンデレラファイトはオーラスのアガリやめがないので、まだ捲り返すことは出来る!
ということで、南四局一本場…
トップ目の佐藤プロがリーチ!
これに…
またもロン牌を掴んでしまった旭プロが1pをノータイムツモ切りし、佐藤プロへ放銃となった。
この放銃を見て
綱川プロが「ラス目だから行くしかないもんなあ!」
と、解説していたが…
これに関してはそんなことなくね?
と、正直思った。
まず…
今回リーチしたのはトップ目でラス親の佐藤プロなので、佐藤プロがアガるもしくは流局してもオーラスは続行になる。
更に…
点差的には伏せてもトップになる佐藤プロがノータイムで先制リーチを打って来た…
このリーチの意味を考えると…
まず、リーチしないと役がない
愚形+低打点は考え辛い
打点はないけど好形かも
打点はあるけど愚形かも
打点もあるし好形かも
まぁおおよそこんな感じだろう。
ってなると…
まず…三着目の石田プロはかなり押せない。
万が一、4、5だった時は自分がラス目になってしまうので押せないだろうし、仮にこの瞬間テンパっていたとしても、オリる可能性は十分あり得る。
で…二着目の彩世プロもリーチフル無視では押せない。
リー棒出た事で条件は緩和されてるけど…
条件が緩和されるのがわかってトップ目が曲げてくる以上それなりに理由がある…
って事を考えると、もし自分がここで親満とか放銃しちゃうと、今度は自分のラスが見えて来ちゃうから、やっぱりフル無視では押せない。
まして、あんなノータイムで曲げられたら余計に押せないよな。
たぶん、佐藤プロはそこまで考えてノータイムで曲げた…ような気がするからマジで凄いわ。
って事を踏まえて改めて旭プロの手牌
石田プロとの点差は4800点差なので…
この手から無筋の1pとドラの白を押したとしても…
先に3-6p引いた場合は打点が足りない。
正確にはツモor裏条件だが、もしリーチしても愚形で親リーとめくりあいしつつ、ツモか親から出た場合は裏条件…
ってなると…
ここは佐藤プロに任せてオリる。
っていうのも選択肢としては十分にありえる。
少なくとも、ノータイムで1pを打たずにこのベタオリ選択を一考しても良いんじゃないかと思った。
逆に、上記の思考を全てあの一瞬で考えてノータイムで打1pにしたとしたら凄すぎるので謝りますw
…なんて、偉そうに書いたが…
これは後からこうやってゆっくり振り返れるから考えられるだけで、実際にあの卓に俺が座っていたら、絶対酷すぎてコメント大荒れだと思うわw
なんで、まぁ一考することはあるかも知んないけど…
旭プロはキレて良いと思うわw
オーラス二本場で再逆転はあるのか?
詳細は本編をご覧ください。
さ、続いて#3だけど…
もう、書くの疲れてしまったw
なので…
マジか?って思った一局だけ書きます。
内容的にはここまで読んでいただければ十分ですので、課金したくない人はここまでで回れ右で大丈夫です!
長文を読んでいただき本当にありがとうございました!
まぁ、駄文だけどよく書いたよ。
お疲れ様…って思っていただけた方か、物好きな方は有料部分もどうぞ。
この有料部分は自分的には…
大道芸を披露して、その後によろしければチップを…
的なものですw
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