アミ 小さな宇宙人 を読んで
今回は読書感想文です。
今回読んだのは
エンリケ・バリオス著
「アミ 小さな宇宙人」です。
何故この本を読もうと思ったかというと、
毎週欠かさず聴いてるラジオのコーナーで
紹介されていて、以前からとても気になっていました。
ですがこの本、既に絶版されている、、、
読者好きのお義母さんに相談すると、図書館で借りてきてくれるとのこと
すると、1週間くらいで届きました。早すぎる。
著者とこの本について
著者のエンリケ・バリオスさんはチリの作家さんです。今回読んだ「アミ 小さな宇宙人」は1986年にチリで出版され、ベストセラーになり
11カ国語に翻訳されています。
日本では95年に徳間書店の「超知ライブラリー」というオカルトやニューエイジを扱うシリーズの1冊として刊行された。徳間書店から
2000年に「アミ 小さな宇宙人」に改題された新装改訂版、および2005年に徳間文庫から文庫版が刊行され、挿絵をさくらももこが担当したことで注目されました。
あらすじ
少年ペドゥリートとアミと名乗る宇宙人との感動のコンタクト体験。宇宙をめぐる旅の中でペドゥリートは、地球がいまだ野蛮な、愛の度数の低い未開の惑星であることを教わる!!世界11カ国語に訳された不朽のロング&ベストセラー!!
読んでみての感想
地球人のペドゥリートと宇宙人のアミが出会うことで、宇宙から見た地球の行いについて考えていく作品。神様とか愛についての話を中心に物語が進んでいきます。戦争や地球温暖化など、現代の課題に対しても考えさせられる作品。
宇宙の基本法は愛。神様は愛そのもの。
科学のレベルは愛や優しさ、善意が伴ってこそ真価を発揮する。バランスが大事。
未来のことを心配しても何もできない。
もっと今について、今を楽しまなければ。
著者が人類普遍の「愛」の哲学を平易な言葉で語る、メッセージ性の強い作品だと感じました。
ですがそれを、宇宙人であるアミが言うことによって童話のようなモノ?になっていて、
「理想郷」の描写も童心にあふれた楽しいものになっていると思いました。
すでに絶版になっており、読むのが困難だとは
思いますが是非一度読んでみてください。
次は2作目を読んでみようと思います。
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