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Illustrator初心者向けの「最強の本」だったよ(イラレ職人コロさんの『はじめてイラレ』を読んだ感想)
イラレ職人コロさんの『はじめてイラレ』を読んだ感想です。
この本、本当によく出来すぎてる!
あ〜、イラレを学びたいと言ってたあの人に教えてあげたい!
イラレの初心者向け決定版ですね…
なにがすごいって、最初の5ページを読めばわかると思います。
まず「いいな」と思ったのがこれね。
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これは、勇気もらえますよね。
思った以上に「普段使わない機能」があるのはなんとなくわかってるけど、それをはっきりと言ってくれる先輩がいることって大事だよなあ。
僕も実際イラレの機能は1.8割くらいしか使ってない気がします。いや、1.6くらいかもしれない…。
ゴールを教えてくれるのが最高
「イラストレーターに苦手意識がある人」
「これからイラレを学ぶ人」
向けに「最初に学ぶべきこと」と「どこまで学ぶべき」が書いているのが最高ですよね。
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ソフトを習得するとき難しいのが、なにをどこまで努力すればいいかわからないってことだと思います。
努力したいのに努力の方法がわからないのは辛いじゃないですか…!がんばりたいのにね。
この本には「どの方向に、どこまで努力をすべきなのか」という答えが書いてあります。
「前半」をクリアすればOK!な構成
4ページと5ページでは
・本の「前半」では基礎を学ぼう
・本の「後半」では知りたいことを学ぼう
と書いています。
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ひとまず前半をクリアすれば基礎が学べます。
もちろん、Illustratorの機能は膨大なので基礎中の基礎ではあります。
しかし、基礎がわかることで「イラレへの苦手意識」も減り、基礎があることで「XによくあるTips」などが理解できるようになりますからね…。
そうなれば、知識詰め放題、努力もしやすくなるはずです。
しかもこの本は「この余白多めで文字数少なめ」です。前半は100ページあるのですが、文字が少ないので100ページもスルスルとクリアできそうです。
で、前半がクリアできると基礎の基礎がクリアできるわけでしょ、達成感を得やすくていいなあと思いました。
まとめです。
イラレ職人コロさんの「はじめてイラレ」はこんな人達に向けた本かなと思います。
①「イラストレーターのパスが苦手です…」
②「イラレは触ったことがあるけど、全然使いこなしてないんですよぉ」
③「いらすとれーたあ?イラストを描くソフトかな??」
当てはまる人は、買ってみるといいと思います〜!
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最後に本音中の本音。
5年前に出てほしかった本です!
Canvaがこんなに進化して流行る前なら、この本を勧めたい人がたくさんいたんだよね。
でも今は、ちょっとデザインをやりたいならCanvaを使うことをオススメしてしまう。
とは言っても、デザイン業界はIllustratorが使えないと仕事はできません。(お客さんと直取引ならCanvaが便利な場合もあるよね)
なので、まだまだ必要な場面がたくさんある本ではあるかなと…!
Illustratorを学びたい、苦手意識がある人にはまっさきにこの本をオススメしたいです!します!
この本があれば「Illustratorの習得を諦めなかった人がいただろうなあ」と思うほどの本でした。この感じの続編出るといいなあ。
僕が思うコロさんのすごいところ
僕がコロさんの投稿などをみて一番感心するのが「初心者向けへの配慮」なんですよね。
コロさんは定期的に新規フォロワー向けに「はじめてイラレを触る人へ」みたいな投稿をしているんですが
定期的に新規向けの投稿ってなかなかしている人いないんですよね。
その心遣いが存分に発揮された本だと思いました。ただの初心者向けの本じゃないっすね…。
あと、あれです、僕も今書いている本がありまして…
小さくて
文字少なめで
最初のつかみが面白い本
なので、どれだけ工夫してここまでたどり着いたかってのをすごく感じます…。