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Xデザイン学校 マスターコース: #01 ブートキャンプ

この記事は「2023年度のXデザイン学校 マスターコース」のリフレクションを目的としています。

なぜ、Xデザイン学校に参加するの?

  • Xデザイン学校の存在は2019年頃から存じ上げていましたが、「ソフトウェアエンジニアである自分は学んだところで業務に活かしづらいのでは」と考え、受講を先送りしていました。

  • しかしながら、Design SystemやDesign Enginnerというワードが当たり前になる昨今、自ずとデザイン領域に携わることが増え、さらにはデザイナーを兼務することなり、参加する意義が生まれました。

  • 今後、自らのキャリアをデザイン領域にシフトしていくのかは定まっていませんが、このタイミングで「考え方や実践を学んでおいて損はない」と考え、受講に踏み出しました。

Topics

講義で気になった事柄を自分の解釈します。曲解している可能性もありますので悪しからず。

ダブルダイヤモンドに求められるパーパスと探究心

お馴染みの「ダブルダイヤモンド」が話題に上がりました。二つのダイヤモンドの中心からスタートする機会が多いけれど、安直に「正しい解決策を見つける」に走らず、「正しい問題を見つける」に戻ることが大切だよ、というお話でした。

しかしながら、「正しい問題を見つけるダイヤモンドを常に意識する」ことは難しいと考えており、この意識を定常化するためには「パーパス」と「探究心」の2つが重要なのではないか、と個人的には考えました。

講義では「味の素冷凍食品のギョーザがどのように開発されて大ヒットに至ったのか」がダブルダイヤモンドの事例として取り上げられていました。一方その頃、味の素冷凍食品【公式】とユーザーのSNSでのやり取りが話題に上がっていました。(まさにタイムリー…)

公式アカウントは「弊社は、誰でも失敗なく、羽根つきギョーザが焼き上がる感動をお届けすることを目指しております。」と前置きしています。企業やプロジェクトの在るべき姿(=パーパス)が明確であり浸透しているからこそ、今回のユーザーのツイートで発せられた問題に対して真摯に向き合う必要があると判断されたのでしょう。

続いて、「焦げてしまった原因は何なのか」を深掘りすべく、調理に使用されたフライパンの提供をユーザーに依頼しています。まずは正しい問題を明らかにするという姿勢は、まさに「正しい問題を見つけるダイヤモンド」です。
ダブルダイヤモンドはデザイン思考のキーワードとして語られますが、個人的にはアート思考的な「個から生まれる探究心」も重要な要素なのではないか、とも考えました。

実は一度も食べたことがなかった冷凍餃子。開発された経緯や企業努力を知ると、食べてみたくなりました。

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