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おじさんは若い子についていけないのか?
会社やお店、さまざまな仕事での人間関係では必ず年齢の差が出てきて、そこにはいろいろな話題や問題が出てくると思います。
いま僕が店長を務める飲食店では、アルバイトスタッフが大半で30代の僕と一回り以上年下の学生などが一緒に働く職場で、そのアルバイトからみればタイトルにあるおじさんの1人にあたるかもしれません。
働くうえで年齢の差だけでなくても、人はそれぞれ考え方も行動も違います。
一緒に働く人たちとは仲良く働きたい、嫌われたくない、働きやすい方がいいと思う人の方が大半かと思いますし、僕もその1人です。
中には年齢が違うことで人間関係やコミュニケーションが築きづらいと考えている人も多いのではないでしょうか?
また自分はいい関係だと思っていても、相手からしたらそうでもなく、うわべだけで付き合われているのではないかと考えてしまうこともあるかもしれません。
ではなぜ年齢の差を埋めようとしたり、話題を合わせようとしてしまうのでしょうか?
これは先ほど言ったように「仲良くしたい、嫌われたない、働きやすくしたい」が個人的には一番の理由だと考えています。
やはり話や性格が合う人と働くことで働きやすさは断然よくなります。
最近ではレトロブームで、SNSなどでは昭和、平成の音楽や文化がいいといって、その時代の様々なものが多く広まっています。
このような流れは若者についていけないと考えるおじさん世代にはコミュニケーションのための話題作りや話を合わせやすい状況です。
しかし年代ごとのブームだと一過性のものが多く、若者のトレンドから外れてしまっては話を合わせようとしてもあまり意味はありませんし、ブームになった年代以外はコミュニケーションの取りようがありません。
こういった状況をコミュニケーションツールとして使うのはいいことだと思います。
ですが、こういう時によくあることかもしれませんが、おじさんたちは自分が青春を謳歌した時代のことは忘れないものですし、若気の至りなどでいろんなこと経験してきていますので、そのことをつい話し始めてしまい自慢話に聞こえてしまうことは思ってる以上によくあります。
聞いたことがある方も多いと思いますが「自慢話は嫌われる」というのは現実にありますし、自分でも過去にどちらの立場にせよ身に覚えがある方もいるのではないでしょうか?
では具体的にどんなことがあるのか?そもそも若者についていく必要はあるのか?ついていくというよりうまくコミュニケーションを図りたい方に向けて個人的な見解ですが、お話ししたいと思います。
・よくある若者に合わせることについての話
例えば流行りの言葉を使う、流行りのことを知るなど、今のトレンドを把握することはいいことだと思いますが、無理に合わせる必要はないと思いますし、無理に合わせることが裏目に出ることもあります。
流行りの言葉を使おうと思っても、おじさん世代の使い方の大半は的を得ていないことの方が多く、使い方を間違えれば「痛い」と思われることがあります。
これに関して僕は意味は把握していても使わない方がいいと思っています。
使わなかったからと言ってコミュニケーションが取れない訳ではないですし、下の世代からしてみたらビジネス用語が難しかったり、上の世代からしてみたら若者言葉が難しかったりとうまくコミュニケーションを図れない場合が多くあります。
なので、どちらかといえば知らない言葉やものを素直に教えてもらう方がよほどコミュニケーションとしては円滑に進みます。
それに若者のトレンドやブームはかなり早いペースで更新され過去のものになります。
特に最近では多くの若者がテレビや雑誌を見ないで、YouTubeやサブスクの動画配信サービス、SNSなどを主に情報やエンタメのツールとして使っていますし、かなり多くの分野に多様化しています。
常日頃から多くの分野に携わっている人であればコミュニケーションを取るのは容易かもしれませんが、多くの人には至難の業なので、知らないことは教えてもらい、知っていることだけでコミュニケーションを取る方が簡単です。
基本的には「相手のことを知りたい」と思えば年齢も性別も関係なく、自然と聞きたいことが出てきますし、興味が湧いてきます。
「知りたい」がコミュニケーションを取るうえで必要な要素だと思いますので、そのことを意識することが大事だと僕は考えています。