「サービスと接客の違いは大きい」
僕は「サービス」と「接客」が違うということを洋服屋さんで働いているときに教わりました。
サービス業と言うのだからどちらも同じ意味なんじゃないか?と入社したころは思っていましたが、教わってから意味を理解できるようになりました。
ではどのように違うのかということですが
「サービス」とは
環境や設備面でお客様が快適に利用できるようにすることを指します。
お店の清掃やレジでのスムーズな支払いなどのことですが、ホテルがわかりやすい例ですが、アメニティやフロントサービスがこのサービスにあたります。
「接客」とは
字のごとく、お客様に直接接することで、会話や提案などが接客になります。
わざわざこのことを理解することで何が変わるのかということですが、ここを理解できていることで自分たちに何が足りないのかの把握がしやすくなるという点があります。
そのぐらいわかっていると思われるかもしれませんが、意外にも自分の強みや弱みをわかっていないことが多い場合があります。
ざっくり言ってしまえば、先ほど書いたようなサービスと接客の違いで説明は出来てしまいますが、もう少し深く考えてみると、大きな違いがあると思います。
僕は洋服屋さんで働いていた時に上司から「サービスには強いけど、接客がまだまだ」だと言われていました。
今でも自分がどちらもまだまだだと思うこともありますし、まだまだ成長しないといけないなと思います。
言い換えれば、サービスは几帳面かどうかということ、接客はコミュニケーション能力があるかどうかになります。
これで見れば大きな違いだとわかりやすいと思います。
几帳面かどうかで、お店でも細かなところまで気付きますし、清潔さを保つことも人一倍気を使うかもしれません。
コミュニケーション能力が高いとお客様に対しても気遣いを行えて、よりいい雰囲気を作ることに長けていると言えます。
どちらも必要な能力なので、どちらも成長させることがサービス業で働くうえでは必須です。
しかし全てを行えるかどうかは状況や環境で違うこともあるかもしれませんが、そんな時には補ってくれる存在が近くにいることも多いので、その方たちの力をぜひ借りましょう。
餅屋は餅屋ではないですが、得意なことは得意な人に頼りながら行うことが自分が成長するうえでも有効ですし、お互いの信頼関係やコミュニケーションも自然と取りやすいと思います。
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