2020年5月前半に観た15本の映画たち。

コロナ禍の中のGW、そしてSTAY HOMEの日々。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

ここ数年、毎年GWはフェス三昧。しかも取材で4日連続でライブレポート執筆しつつ飛び回る日々だったんだけど、今年はまさかのSTAY HOME。それだけでなく、夏のROCK IN JAPANまで中止が発表される始末。信じられれん。

普通の土日もほとんど家にいることがないのに、こんな状況どうやり過ごせばいいんだと思いきや、意外とこの状況も平気でやり過ごしてたりする不思議。ここぞとばかりに断捨離したり、部屋の整理整頓をしたりと思いの外、自分なりに楽しくSTAY HOMEしてる自分がいたりして。

きっと、これ世界中がこの状況だからなんだろうな。

これがオレだけだったら発狂するかもしれないと思うけど、みんながこういう状況なら割り切ってこのシチュエーションをやり過ごすしかないわけで。割り切ると感じ方もガラリと変わってくるもの。

そういえば、イタリアに行った時も「飛行機に12時間乗りっぱなし」と聞いて行く前はかなりビビったものの、いざ乗ってみたら割り切ってノンビリたっぷり機内食やら映画鑑賞やら堪能して楽しめちゃったからな。オレ、そういう適応力が意外とあるのかも。

と、完全に話が反町隆史だが、イタリア往復の時も機内でとにかく映画を観まくった。片道3本くらい観られるからね。しまいには観たいものがなくてサーカスだかキダムみたいなのとか、普段絶対わざわざ観ない「釣りバカ日誌シリーズ」とか観てたもんな。あの時の釣りバカ、江角マキコ出てたな。

じゃあそろそろ本題に。毎年GWは飛び回っていたオレが、今年何をしていたかというと、ズバリ映画三昧。普段から家を空けてばっかりだから、観たい映画のストックがすごくてオレの部屋はちょっとしたミニTSUTAYA状態なのだ。


というわけで、観た映画とその評価を以下にサラリと。


今もとんがり続けるスピルバーグの異色作「レディー・プレイヤー1」

★★★★★ 今っぽい空気感を捉えていて、すげーおもしろかった。


アベンジャーズ3作目「インフィニティ・ウォー」

★★★★★ 2作目でガッカリしたけど、一気に持ち直した傑作!


アベンジャーズ4作目にして完結編「エンド・ゲーム」

★★☆☆☆ あの3作目の後、そーきたか。すごい拍子抜け。


ディズニーアニメの「シュガー・ラッシュ」

★★★★★ この世界観とイマジネーション、素晴らしい!!!


その続編の「シュガー・ラッシュ オンライン」

★★★☆☆ オンラインの話だけど、ネット世界の具現化が秀逸。


故・松田優作の唯一の監督作品「ア・ホーマンス」

★★☆☆☆ 一部熱狂的なファンがいる作品ですが。。。


カリスマミュージシャン岡村靖幸主演「Peach 〜どんなことをしてほしいのぼくに〜」

★★★☆☆ 微妙な映画だけど、間違いなく存在価値のある一作。


アメリカン・ニューシネマの旗手、サム・ペキンパーの「戦争のはらわた」

★★★☆☆ 当時はよかったかもしれないけど、今観るにはちょっと古くさすぎる〜。


若い頃のアル・パチーノ主演「セルピコ」

★★★☆☆ オープニングが良くて喰らいついてしまったけど、まぁ普通。パチーノがイケメン過ぎてシビレます。


数々の受賞歴を持つ「万引き家族」

★★★★★ これはマジ面白かった。出演陣の魅力が炸裂!是枝映画、おもしろいと思ったことなかったけど、これを観て意識が一転したよ。


同じ是枝監督の「海街Diary」

★★★★★ ありえない美女姉妹の夢のようなストーリーがたまらん。大林宣彦のアイドル映画みたいなロマンのある映画。


アカデミー賞獲得の「アメリカン・ビューティー」

★★★★★ もうオープニングから最高!食い入るように楽しんじゃった。笑えないけど笑うのが正解なんだろうなぁ。。。


Jホラーの立役者・黒沢清「クリーピー 偽りの隣人」

★☆☆☆☆ 黒沢清って評価高いけど、これもクソだった。わからん。


生々しい事件もの「葛城事件」

★★★★★ 気まずさエンターテインメントとして見応えバッチリ。三浦友和のダメおやじっぷりが愛おしすぎる。近くにいてほしくないけど。


問題作だらけの韓国の異端児キム・キドク「嘆きのピエタ」

★★★☆☆ 「どう観るか」で評価は全然違うであろうキドク作品の王道。でも、感情移入できないキャラたちをここまで魅せる力はスゴイ。でも嫌いww


以上15本。わはは!すげー偏ってるww


でもさ、観たいタイミングとかってあんじゃん。てなわけで「アメリカン・ビューティ」が引き金になって、後半は思わぬダークな作品だらけに。


とりあえず、是枝映画は見直したけど、黒沢映画はやっぱりダメ。「わからなくもないけど、オレは嫌い」とかなら納得できるんだけど、オレの中では黒沢清は全然ダメなんだよね。。。いい作品にヒットしてないだけなのかなぁ。「回路」とか「トウキョウソナタ」も全然面白いと思えなかったし、今回の「クリーピー」なんて超クソ映画だよ!Yahoo!映画でも評価低いぞ。

誰か黒澤映画の魅力をオレに教えてくれ!あと、ア・ホーマンスもww

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