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東京を離れ、ニュージーランドへ Ep.3

前回出てきたアンディは、私の少しだけ前からホームステイしていた。
そんな彼は私が家に到着してから数日で、Audiの車を

路上で…

購入していた。(私もこの後ニュージーでのファーストカーがAudiになるとも知らずに)

参考として、私のこのあと買うニュージーでのファーストカーは$2,200だった。
アンディは$8,700!!今考えても高い気がする。
でもこの頃は正直めっちゃ羨ましかった。

ニュージーではとても簡単に車の売買が出来る。

ニュージーでの中古車の購入方法

  1. 購入したい車を見つける
    大体Facebookが主流。スーパーの張り紙や知人からの情報も多い。

  2. 試乗する
    故障箇所の有無、オイル関係、ログブックの確認

  3. 支払い
    その場でキャッシュか銀行に送金する。

  4. ニュージーの免許があればオンライン、無ければAAで名義変更

  5. 必要であればWOF (車検)とREGO (自動車税)の手続き

  6. 任意で自動車保険の加入

これでその日からどこへでも乗り回せます。

この辺りは自分の失敗談も踏まえて、改めて細かく記事に書きます。

話は戻って語学学校へ、
初日はクラス分けテストとオリエンテーションから始まる。

語学学校初日のタイムテーブル

50人以上も居て、日本人の方も沢山居ました。他にもラテン系、ヨーロピアン、東南アジアの人達も居ました。

テーブルでは、韓国人や日本人の人たちと話して過ごした気がする。

この時に仲良かった人達とは今でも仲良かったりして、学校に行ってて良かったなと改めて思う。きっと語学上達が目的でなくとも街のヒント、仕事探し、ワーホリの指標探しいずれにせよ海外慣れしていないなら語学学校はおすすめ。友達が居ないと海外に来ても案外暇な時って多いから。

で気が付けば、お昼。
もちろん友達が居ないから、1人で用意していた弁当を食べようとしていたら、
朝一同じテーブルで少し話した韓国人のHarryとDukeが一緒に外に食べに行こうって誘ってくれた。

素敵なお昼ごはん

韓国料理屋のプルコギ定食

テイクアウトすると思って、弁当持ってついて行ってたら、レストランに入って私の分も頼んでくれて、しかも奢ってくれた。。。プルコギ定食を。
ニュージーに来てお米食べてなかったからとっても嬉しかった。
この2人の温かさには今でも感謝してもしきれない。

海外に出ると予期しない人の寛大な優しさにハッとさせられる。日本で感じたことのないような。自分の器の小ささを痛感する。

この2人は私がこの後オークランドから出て違う街で仕事するようになっても、オークランドに立ち寄る時はほぼ会う関係になる。人が自分のどこに好意を抱いてくれるか分からないけど、少なくともこっちは全力以上で返そうといつも思ってる。

Harryは、最近居たオーストラリアでも会ってて、いつも良くしてくれるからAesopの香水をプレゼントしたら喜んでくれてた。

この日の弁当、パンにソーセージとパプリカとキウイ


そしてこんな感じでとってもピースフルな1日が終わって、
平日昼下がりのオークランド1番の大通り、クイーンストリートの今でも覚えてるQuick  silverの店舗前。

路上で…

ズドーーーーーーン!!

右耳から音がいきなり入ってきた。
一瞬のことで何か分からなかった。
男が道路の反対岸に走り去っていった。
付けていたAirPodsは吹っ飛んでて
色んな人が心配そうに駆け寄ってくる。

その時に理解が追い付いた。
殴られて吹っ飛んでた。ということに

痛いよりびっくりし過ぎて、人は集まってくるし、恥ずかしいという気持ちでどうしていいか分からなかった。

殴られて倒れ込んだけど幸いにも外傷は全くなくて、吹っ飛んだAirPodsに傷が少しいったくらい。

耳がずっとジーンってなってる感じ。この時の印象は鮮烈で、手を差し伸べてくれた人はスーツを着ている紳士の方で、殴って逃げたのはドラッガーかレイシストだと思う。

この時、犯人は誰でも良かった。
警察に行った方が良いって言われたり、ホストマザーには学校に話した方が良いって言われたけど、結果何か変わる事は無かった。

海外の警察は日本の警察みたいに全ての事象に干渉してこない。

よっぽどじゃ無い限り、証拠は勿論、自分で解決しないといけない。
こんな小さな事で警察が動いてくれる事はほぼ無いと思った方が良い。

自分で自分の身を守る大切さはとても実感した。

皆海外に出るってどんな形であれ、挑戦してて本当に凄いと思う。勿論、外国人は中国人と日本人の差は分からない人が殆どだから、「ニーハオ」って挨拶されるのは周知の事実。

私は気を付けて欲しいって事を認知させたいんじゃなくて、そこに向き合える強さを自分で感じて欲しい。

「旅行」じゃなく「住む」って事は大変なことが付き纏う。
それを分かってても、海外に住みたくなる心理は何だろうか?

世界幸福度ランキング8位のニュージーランドでもこのようにカルチャーショックは当然ある。入国して初週で見知らぬ人にぶん殴られてる事もある。

様々な観点から感じた事を書いていこうと思います。


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Have a nice weekend!


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