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2025年2月6日『君は麻雀ルポを知っているか~天才と人鬼の狭間に佇む駒井康夫~』

*『僕のアタマの裏側』は僕が興味関心を持った出来事について書き綴った日記のような何かです。内容がちょっとアレな感じのアレなんで有料化されています。別に麻雀について話したりしないので本当にアレな感じのアレな人はお好きにご覧になって下さい。


背景

竹書房の管理する麻雀最強戦<公式>アカウント。3.8万フォロワーを擁し最大手に位置するプロ麻雀系メディアだ。

ちなみにMリーグ成績速報(非公式)は16万フォロワーである。

近代麻雀編集部がnote収益によって目覚ましい業績回復を遂げた事は皆さんご存じだろう。note公式もご満悦でインタビュー記事をアップしている。

独立系ビジネス誌であるプレジデント社が展開するwebメディアであるPRESIDENT Onlineにも金本編集長のドヤ顔が掲載された。

そんなこんなで糊口を凌ぐ恰好の近代麻雀誌だが、実はアカウントで取り扱っているレーベルは3つに分かれている。

1つ目が、近代麻雀ノート

総フォロワー1.8万人。客単価2000円でも年3600万。つまりはそういう理屈だ。

言わずと知れた稼ぎ頭の金看板。Mリーグ関連のタイムリーな記事と麻雀漫画の本誌転載との2本立てで業績をプラ転させた驚異の高収益コンテンツだ。

2つ目が、近代麻雀黒木

一個人としては破格の数字を持っている。

日本プロ麻雀連盟に所属する競技プロであり麻雀企画集団バビロン代表・黒木真生氏が麻雀にまつわる時事ネタを取り上げるご意見番note。旗色明瞭かつかなりこだわり強めなのでアンチも多いが、それもまた人気の証拠だ。ご本人なかなかに元気なので延々とアンチとレスバしている。

そして最後に、麻雀ルポ。

炎上対策に「近代麻雀noteとは別ものです」と丁寧な告知が為されている

これこそが近代麻雀が送り出した鬼子である。下敷きはドキュメントM。あまりのアングラ臭に近代麻雀本誌から追い出されてしまったヤベー企画だ。ちなみに書籍化も敢行されている。

賭博としての麻雀を大見出しで取り上げて、Mリーグの推す麻雀の健全化には真っ向からぶつかっている。「面白くて金になるならナンデモありです」がモットーなのは間違いないけれど、こういうアングラ物をわざわざレーベルを分けてまで遺してくれているのはある意味でまだ麻雀雑誌に残る「熱」の残滓なのではないか、そう僕は考えている。そもそもあれだけMリーグを推していたら雀荘の話なんてまったくできないじゃんね。

時事

という訳で数多の色物を取り扱う近代麻雀編集部監修『麻雀ルポ』から2月3日、次なる問題作が発表された。老境の強豪アマチュア駒井康夫氏だ。

「一体僕は何を読まされているんだ」という強い読後感が残る斬新なインタビュー記事だ。【自己破産や早死にする人が出て賭け麻雀を止める】の見出しが来た所で僕は気づいた。あの頓智気なお爺ちゃんじゃないか、と。

流石にすごいよ駒井さん

あまりに光り輝いていたので揶揄するポストを即時投稿。

だってこんなの遺影だって思うじゃん

noteで知るに御年75歳、真の老境にある。この年代のお爺ちゃんがXを使いこなして情報発信をしていることが先ず驚異だ。後半のパートでひたすら競技麻雀人生について語っているが正直興味はない。僕はただ「麻雀で人様の人生を潰してしまったという」ポイントに絞って一本釣りを敢行した。

釣り糸をたらしてみた

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