【科学するスーパービンゴ】強い確変弱い確変【第1回】
*これはスーパービンゴの解析記事です。興味のない方には徹底して無価値な内容ですのでご了承下さい
2023年、人類は遂にスーパービンゴ最大の疑問である「この和了ってどれくらい凄いの?」の答えに辿り着いた。モンテカルロシミュレータの到来である。解析手法の概要は以下の記事で読む事ができる。
僕たちはシミュレータの力を借りて、上振れと下振れのその先を垣間見る事ができるようになった。その神秘のベールの先に何が待ち受けるのか、これを是非みなさんと分かち合いたいと僕は考えている。では、第1回目のテーマに進もう。『確変はそんなに偉いのか?』だ。
チチチパクの神は何を救うのか
スーパービンゴの牌理の全ては「7が8枚入っている事」に帰結し、そして「7を3枚集めて立直和了する事」によるボーナスがその優劣を決定する。その典型が所謂『チチチパクの法則』である。
ビンゴに興じる僕たちはチチチパクの神に心臓を捧げた七の徒である。ただ確変完走の為には、チチチパクと申してうたがいなく確変するぞ思い取りて申す他には別の仔細候わず。兎に角「どうやって確変するか」に血道を上げているのだ。僕のパートナーである肥え×氏も、自身のnoteで確変への寄せ方についてかなりの紙幅を割いている。
では、そもそも確変がどれくらい偉いのか?確変というだけでそれは無条件に有難いものなのか?具体的には
これと
これは果たして同じだけ偉いのだろうか?「偉いとはなんだ、抽象的すぎるだろデブ」と反射的に罵ったみなさんは早計の早漏だ。突発的な汚言は脳の老化が原因であるから、どうか自身の生活習慣を省みて御自愛いただきたい。数値化されていないものを語る時、人は抽象と印象に頼らざるを得ない。「下の牌姿の方が継続率が高いよね」と言える奴はそもそもこれが何%乗るのか答えることができるのか?科学風のしたり顔をする奴は軒並みくたばれ。失礼、少々老化が過ぎたようだ。
という訳で、抽象を具象に変える為に確変の強さの定量化を試みたい。実際にシミュレータを回すことで確かめてみる事としよう。
この記事でわかる事とわからない事
わかる事
・スーパービンゴの真理とその道筋
・継続率の本質的理解
・分岐点とその判断
・完走コブ
わからない事
・必勝法
・何切る
・押し引き
アプリケーション設定
アプリケーション設定画面の黒枠で囲った部分で、和了形を選択できる。🌷期待枚数は🌷対象となる牌種(*)に大きく影響されるため、今回は以下の全てのパターンについて解析結果を出していく。
*🌷対象となる牌種:7が8枚ずつ入っている都合上、7を2種として数え筒子索子併せて20種あるものとして考える。
13~21のグラデーションの中には、一体如何なる真実が隠されているのだろうか?
各条件での分布グラフ及び枚数評価表
*条件は以下の通り
・サンプル数:50k
・ストック:0
・華牌は除外
・6巡目和了を想定
個別の解析データを以下に記載する。概要及び総括のみが必要な方は読み飛ばして次節に進んで貰って構わない。
13種乗り
これが確変和了の最低ラインとなる。継続率は2/3弱、スマスロ北斗の拳で赤7を引いた時と同程度継続すると思っていただければ良い。プレイヤーがイメージする「確変で爆乗せ」とは程遠い結果ではないだろうか。上振れの可能性について、枚数評価表では「xL超過率」として記載している。1L=1ラス収支を意味し、ツモった際に何ラス分を返せる和了であるかが分かるようになっている。
14種乗り
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