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Laghing Note〜お笑い手帖回顧録 新年の寄り道

謹賀新年。本年もよろしくお付き合いください。
さて、年明けは、またちょいと寄り道を。
大晦日から正月中は、今年もお笑い芸人の面々が大活躍。人が休んでいる時に忙しいのが、売れっ子の証だ。
本当ならあのど真ん中にいて然るべきだった2人が居ないのを、改めて寂しく思う。
昨年末
TV番組のお笑い実力刃で、フォークダンスDE成子坂の特集を観て、センシティブな気持ちになっている。
桶田君が亡くなってから、2年余り。
彼の芸人としての凄さや芸人仲間達のコメントがうまくまとめてあった。
これで一区切りついたのかもしれないが、
稀代の名コンビの早逝は、
悔やんでも悔やみきれない。
デビュー仕立ての頃に知り合ったフォーク。
彼らの才能に魅了された僕は、
以前爆笑問題の回にも触れた 自身のラジオ番組ビンゴボンゴのコーナー企画に起用し、
世に出す一助になればと考えていた。
とはいえ、当時孤立無援の爆笑問題とは違い、大手のホリプロ所属だから、こちらが手を貸すことも無い と思っていたのだが、
若くして解散。後から思えば、何か相談に乗れたのに、、、村田君とは、解散後、ピンになってから、また別のコンビになってからも会う機会はあったが、急逝。
そして、、桶田君は、
解散後はずっと会っていなくて、2016年に偶然再会し、ライブを立ち上げ、いずれは、
笑いの表舞台に世界に戻そうとそうと思っていた。でも彼は乗り気ではなかった。
まだその時期では無い、と彼は言っていたが、この時から病の事が頭にあったのだろう。
そして、程なくして病気で亡くなった。僕らに何も言わずに。

とにかくネガティブな事は表に出さない。常に面白くありたい。そんな男だった。
生きていれば、間違いなく天下を取っていた人。
 ショーゲキしもきたドーンは、ずっと赤字続きのライブだが、それでも
続けているのは 桶田敬太郎氏へのオマージュに他ならない。


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