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Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol40


2002年に突入。また、一気にまとめて振り返ってみよう。スタートはラーメンズからだった。
2002年
1月22日  ラーメンズ vol10「雀」  下北沢本多劇場
・ お時間様:(時間を戻す力)を待つ男
・ 音遊って何だ?
・ プレオープン
・ 許して下さい
・ 人類創生
・ネイノーさん:憑依する男   (ものまね)
・ 男女の気持ち:振られた男。振られた気持ちの納め方
・ 雀:生き物が好きな男。スズメと会話する男
*安定のクオリティと完成度
 
2月22日 ネオネオダイナマイトショー84 ZA・HALL
1、 バカ王子:ツッパリ漫才。ひきこもり、プチ家出。…テンポ×
2、 フルハウス:コント。Wkappuのチケトがない男
3、 流れ星:コント占いの館
新人①ニッケルバック…霊が見えるラーメン屋
  ②川崎真実
4、 ひなたぼっこ:漫才。いろんなスポーツ実況、なんでも実況
5、 Rマニア:漫才。最近のドラマや映画
6、 シャカリキ:漫才。出会い…テンポよし
7、 チョイチャック:漫才コント。結婚
8、 OGY:漫才コント
9、 メカドッグ:漫才。いい先生とは?少年犯罪が多い
10、 元ブラジル代表: 雪山遭難したら、弾き語り男が、、
企画コーナーは長すぎる。
 
※流れ星もまだまだ、試行錯誤の頃。
新人の川崎真実というのは、僕がプロデューサーをしていたキャイ〜ンのラジオ番組のアシスタント。番組企画として出てもらった。
彼女はヤンマガのオーディションの時に僕がスカウトしたのだけれど、その後早い時期に芸能界は辞めてしまった。非常に残念。
ちなみにメカドッグの杉山君は、のちにスギちゃんとして世に躍り出る。
 
3月15日 
エレキコミック単独 バリバリ君  
        下北沢本多劇場
・ OP…谷井がいない。キリストになって外に張りつけ生中継
・ 学校…2人の女子高校生、好きな人はデカチン
映像…トミーフェブラリィ・大神のパロディー
・ タクシー
映像…先輩越え。ジョビジョバと知名度競争
・ 寒い冬を越せない二人
映像…先輩越え2
・ バカな鶴の恩返し 
・ ジャミロコワイ…ジャミロクワイ風に怖い話
映像…変なカメラマン
・ コンビニの名物デブと先輩
映像…バカレコ 宗夫編
・ F1レーサーとバカメカニック。ピットにて
*映像に力が入っている印象。コントは平均的で、ヒット作はない。

※この頃のエレキコミックは、映像の方が非常に面白かった。ライブのOPで生中継してみたり、谷井君は企画力に優れた人で、その能力にコントのパフォーマンス力が追いついていない。当時は映像の方がアイデアを表現しやすかったのかも。

4月12日(金) 
タイタンライブVOL34 
       銀座SOMIDOホール
・ 5番6番:漫才。印象薄し
・ 冷やし中華始めました:寝た。
・ がんす:コント。寝てしまった。
<新人コーナー>
親善大使:女コンビ。コント。バイト紹介してという友達。不思議感覚コント
スガジー:初診料、初乗り料金にいちゃもん。
・ 長井秀和:妄想散文詩
・ キリングセンス:取り調べ
・ スピードワゴン:懐かしい遊び。なぞなぞ。
<合同コント>   7人漫才
・ シャカ:ホスト講座
・ GOJO:残業のオフィス。おかしな阪田君
・ デンジャラス:ミュージシャンになりたい
・ 爆笑問題:辻本清美(キヨミズ寺)、クローン人間、ゆとり教育など。
* そろそろ新人も成長してくれないと、、。長井は、独特のスタイルを構築。
※長井くんの毒舌漫談の、スタイルが出来始めた頃。
タイタンの若手育成はまだまだ苦戦していた。
 
 4月15日 ラーメンズvol11 「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」本多
 (途中から入場)
・ 世界に飛び出した、スゴイ友達の話。(会話コント)
・ テレパシー。(一人で何人も演じる)
・ 解決ギリジン。なんでもギリギリに解決するヒーロー。竹馬で登場。
・ 小説家 常居次人  編集者が作者になっていく。ドンデン2回あり。
・ パペットコント、黒と白 ゴディバ!スプリンクラー!語感とテンポ
・ 大島社長と近藤。近藤は従業員だが、昔は大島がパシリ。
          →最初のコントに出てくるスゴイ男は近藤のことだった。
* 今回は全体的に分かりやすく、良い出来。ラーメンズのコントは、冒頭はどんな設定か分からないが、観て行くうちに、じょじょに分かってきて世界に引き込まれるものが多い。
※ 1月にやったばかりなのに、また開催。小林賢太郎のネタ作りのペースがエグい。

※※ メモにはやたらとラーメンズとエレキコミックの記録が残っている。彼らはあまり他のライブに出ていなくて、単独ライブがメインだったので、ネタを観る機会が限られていた為か。
トゥインクルコーポレーションの二本柱は、独自の手法で腕を上げて行った。

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