先日、TOKYOCOOLの前君に誘われて三又又三のトークライブに行った。
三又君は、お笑いDOJOの道場破りコーナー最初の合格者「冗談S」のメンバー。会うのは30数年ぶりだ。まぁ、色々怪しい評判がある人物だが、ダメなところも含めて、あー、芸人だなぁ。と思わされる。紆余曲折ありながら、まだ続けている事は嬉しい。
さて長く続ける演者もいれば、長く支え続ける人もいる。
木村万里さんもその一人。
2003年
5月14日(水)
木村万里プロデュース 絹2
下北沢空間リバティー
MC JJポリマー
・ PLUSTIC PLUSTICS:バカな中学生3人のバカな会話
・ Hula-Hooper:「美容院」2人の客とバイト店員。「女子マラソン」買い物OL
・ 暴動mini:「家庭訪問」息子をくれという教師。「刹那の夢」ネタを忘れたコンビの顛末
・ ブッチャーブラザース:駅のホームでゴルフの素振りは危険
・ JJポリマー:探偵事務所の秘書は、依頼人の妻
* 目指す所は分かる気がするが、ゲスト以外は力量が無さ過ぎる。見られるのは、暴動miniの2本目くらいか。
※このプロデューサーの木村麻里さんは、渦というライブを手がけ、寄席方面を中心にした笑いの普及に長く携わっている方。どちらかと言うと大人向けの本格志向派の方。
またJJポリマーの成田君は解散後ピンで活動しているが、リタジェイ名義でデザイナーとして、また、ゲーム業界ではインコさんとして有名。マルチな活動を続けている。
5月29日(木)
キャイ〜ン単独ライブ
新宿紀伊國屋 サザンシアター
・ 漫才
・ コント アニーを目指す天野と先生のウド
・ 漫才
・ コント ロボット警察 用務員のウドが壊してしまったロボットの代わりに。
・ 相撲 ドッキリ セインカミュ
*長い!!
※カンコンキンシアターの影響か、上演時間が長すぎる。ファンにはお得で嬉しい事かも知れないが、もう少しコンパクトにした方がいいなぁ、と思った。仲良過ぎてイチャイチャしてる間にやってるうちに、時間が過ぎてしまうってことなのかなぁ。
6月5日(木)
WAGE vol8「ミゾオチ」
シアターV赤坂
OPENING 博士と研究員 何か巨大な機械の完成
* 彼と彼の間で:2人の男の告白に揺れる女子高生の夢想。ミュージカル風に
* つまらないものですが・・:社長にプレゼントする箱
* 息子に:恋に悩む息子になれ初めを話す父母
* 他人の噂:課長の噂。ウエストポーチ
* 友達の妹:友達の妹が怖い。本当は好きという気持ち
* 届かないSOS:閉じ込められた男たち、少年に助けを求めるが、、、。
老いてこそ:老人を慰問するが、笑いを欲しがる老人で、ボランティアは戸惑う
雨のあと:洪水で流された人々。特殊な機械ミゾオチのせいだった。
*ミゾオチという機械を縦軸にして全体を関連つけた構成。演劇に近い作り。演技力が課題
※その後、かもめんたる 小島よしお、手賀沼ジュンを輩出した早稲田大学お笑いサークルのメンバーによるコントユニット。
リーダー格の森君は、モリハヤシとして、売れっ子脚本家として活躍中。
今思えば、若いセンスとエネルギーに溢れたグループだった。
6月7日(土)
HIROKI
浅草東洋館
響・ロケット団・キャンキャンの合同ライブ
OPENING 早口言葉でゴムパッチン
・響:心霊現象。除霊してやる。
・ ロケット団:マトリックス アトム アニメ あゆ等
・ キャンキャン:昔ヤンキーだった。生まれ変わったら女になってスッチー。
・ ゲスト 牧伸二:いやんなっちゃった。昔の曲「ソウルほんもほもほもほもほんも」
・ 牧師匠とトーク
・ 大喜利
・ ロケット団:ドラマについて。北の国から、刑事ドラマ
・ きゃんきゃん:コドモ番組。ニコニコプン。童謡をアレンジ
・ 響:映画みたいな恋がしたい。
* 最近の若手漫才コンビの中では、力があるほう。無駄を省くとなおいい。
※この後に、響やキャン×キャンが、お笑いレッドカーペットで世に知られる。無駄を省いたショートネタのスタイルが、当時の彼らの面白さを表現するのに合っていた、ということか。
6月13日(金) タイタンライブ
5番6番:結婚相談所、的場小路きみまろ、コネタはいいが、わざとらしい感じ
がんす:バス停で出くわしたブス女
キリングセンス:芸人の彼氏(河崎)が、彼女の父を訪ねて来る。
パペットマペット:人形漫才
長井秀和:まちがいない話
坂道コロンブス:電車の中の怪しいあいつ
鉄拳:サザエさんネタ。千と千尋ネタ
GOJO:わけの分からない男たち。彼女の話をする男たち
〆さば:ひかるは金欠。
スマイリーキクチ:2時間ドラマウォッチング
X-GUN:こんな医者はいやだ。
爆笑問題:万景峰号、パナウェーブ、ドクロなど
【新人】ホリ:マッチ売りのモノマネ。キムタク、坂東栄二、ウッチャン、ヤックンほか
【合同コント】:ゲストが台湾帰りのサーズ患者タレントの番組収録
* タイタンの若手はなかなか伸びない。
※場所の記載が無いが、まだ会場は銀座のソミドホールだったかも。
当時の事務所タイタンはまだまだ爆笑問題におんぶに抱っこで、若手がなかなか出てこなかった。今はエレキテル連合やウエストランド、まんじゅう大帝国、キュウetc...粒が揃って来た。爆笑の2人が楽になるほどではないけれど。
それはそうと、この頃、感染症のサーズが話題になったんだなぁ。