先日お笑い実力刃と言う番組で、大学サークル出身の芸人特集をやっていた。
全国の大学生のコントサークルの大会の先駆けは、以前も触れた冗談リーグだと思うが、それが元となった事務所、トゥインクルコーポレーション。就職せずにお笑いの道に進むのは、
最近珍しくないが、彼らはその走りで、海のものとも山のものともわからない先の見えない芸人の世界に飛び込んでいた。
2000年8月19日
≪エレキコミック真夏の大勝利宣言≫
・ 指揮者とシンバル
・ ミフネⅡ ミフネにデートに誘われた。
・ 殺人犯と一緒
・ ヤッツンバーガー
・ 地獄にて。いろんな罰を受ける。
・ 電車の中の変な男
・ ヤッツンボーイ
・ ニャンパラリンピックの選手にインタビュー
* エレキの方向性が決まってきたようだ。ヤッツンバーガー最高。
2000年9月2日
ラーメンズ単独vol7 news
・ テレパシー①
・ 朗読合戦:一寸法師と親指姫、フランダースの犬と忠犬ハチ公
・ バカヤナギさん
・ テレパシー②
・ 王様
・ ニュース知ってる人、知らない人
・ 外人女が好き
・ テレパシー③
* ついにラーメンズ的世界が固まってきた感。
2000年9月30日
≪耳なり~恋は負けられネーション≫ シアターD
モンゴル代表による前説
・兄弟:死にたくないという弟、パチンコに行った母に車に置きざりにされ、、。
・ドラえモンの試作品
・ モンゴル代表の漫才
・ ヒゲタレント ベスト5
・ 2人の医者。お互いに風邪。心音にレベッカの声が。
・ 上半身ショー ボディーを使って紙芝居風に。
・ 手かざし教。された方が金取る
幕間ネタ 滑舌悪い2人の会話。デートの待ち合わせ。マネージャー付き中学生
大相撲の映像に中島みゆきの歌BG
*ネタの発想は良いが、パフォーマンス能力が弱い。
ラーメンズが知的でおしゃれな印象に対し、エレキコミックは徹底的にバカバカしさを追求。対極に方向性を見つけたようだった。
残念な事に、ラーメンズ小林君は、表舞台を去ってしまい、ラーメンズは解散してしまったが、舞台だけで食べていく、と言う在り方は、多くの芸人の憧れでもあった。
エレキコミックは、馬鹿馬鹿しさは相変わらずだが、ドンドン腕をあげ、唯一無二のコント師として、進み続けている。片桐君とのユニット エレ片も、楽しい。
彼らの後輩にあたる耳なりは、ほのぼの系ではあったが、ネタのセンスは優れていて、小川君は現在、作家として活躍中。そういえば、小川君の実家の羽村で、自宅ライブというのがあり、出向いたら「こんなところまで来るんですか!」驚かれたなぁ。
※タイトルの写真は、冗談リーグのパンフレットから