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尾崎の視点ズラしを体験化した個展を開催!5月6日(土)西粟倉村の山奥にて!
移住からちょうど1年。
ようやく、尾崎が動き出す。
流山市では起業家、生駒市では公務員。
そして、西粟倉村では芸術家。
究極の半端者である。
3月2日、個展を開こうと思い立つ。(この日まで全く考えたことなかった)
3月8日、西粟倉村の百森さんに「個展を開きたいのですが、借りれる山はありますか?」と簡単な企画を持って相談。すぐ候補地が見つかる。
3月9日、デザイナーにポスターの依頼
3月12日、ポスター完成。
3月13日、canvaで自作のイベントWEBページ完成
ざっと2週間で個展の開催準備が整った。
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幼稚園の年長の時に凡人であると気が付いてから、39歳の今日まで天才になりたくて必死に変わった視点を得ようとしてきた。
お笑い養成所に通い、公務員になり、村に移住し、環境を変えることで、まだ見ぬ視点を得てきた。
コスプレをし、髪を赤く染め、かつらをかぶり、外見を変えることによって未知の視線を体験してきた。
視点を得るたび、世界はずっと鮮やかに面白くなっていった。
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それを子どもたちに伝えたくて、私は授業を作っている。
みえないものを、どう見せるか?
遠いものを、どう近づけるか?
つまらないものを、どうおもしろがらせるか?
世界も心も人の認識でできているから、視点が変われば一気に世界も心も変わる。
視点をズラす方法を子どもたちに体得してほしい。そしたら、自分でこの世界を面白がれるようになるから。
今、授業作家として学校・教室・授業という額縁に入るような作品を日々試行錯誤しているのだが、今回はその額縁を取っ払って、思いっきり自分の視点のズラシ方を体験化させたらどんなコンテンツになるかを試す。
アイディアは毎日あふれるように出てきて、気がついたら、朝4時までずっと企画を作り続けている。
1円も稼がない展示なので、全て私の手作りである。
これから、うしろど作りのためにペンキぬったり、星空つくるために穴を開けたりする。
材料は家に「ある」ものを使う。
「これで何かできないかな」と考えながら、色んなものを眺めている。
あとは、個展場所に「ない」ものを活かす。
会場は今から18年前ころに営業を終えた西粟倉村の山の奥にある公園。
「入れないムカシの建物」「誰もいない空間」「水道も電気もなく、電波もほとんどない広場」を活かした展示を行う予定。
視察に行った際に、あまりの山奥で「これ、大丈夫なの?」と途中不安になるレベル。(車で行ける場所なので、ご安心を)
会場をチラ見せ。
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会場の1つ1つがすでにアート。
企画案もチラ見せ。
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みなさんが言いたいことはわかる。
が、次に行く。
【現在の企画タイトル一覧】
・狂気と常識の振り子(ハンモックで揺れる)
・WANA(実際に鹿を取るための罠をご用意)
・子どもの世界(景色にかざすと子どもの視点になれる額縁)
・自家発電スポットライト(自転車漕いで、スポットライトを光らせる)
・終わらせ方(うしろどの後ろに最終巻を何冊かおいておく)
・一本(木をみて大喜利)
・失敗の星空(封筒に穴をあける)
・無駄鐘(バスケットゴールにボールが入ると熊鈴がなる)
・減らす(視覚と聴覚を遮る)
・2年生(入場券がスタッフバッチ。入ったら、次の人に説明を。)
・山の王(尾崎のコスプレ)
などなど、めちゃくちゃある。毎日1展示ずつ増えている感じ。
1人で展示準備できるのか?っていうくらいあるので、最終的に12個くらいに選ぶ予定。
開催を祝して「インタビュアー尾崎、ゲスト尾崎の対談記事」「AIと尾崎の対談記事」などを計画している。
ここまで興奮気味に書いてきたが、その日の気分で変わる可能性もある。
つくろうとしたけど、うまくいかない可能性もある。
凡人の天才ごっこ展が保証できること。
それは、凡人の尾崎が天才っぽくしながら、5月6日に山にいることだけ。
GWの週末に誰が行くねん!と突っ込みたくなる気持ちもわかる。
誰も来なくてもいいのだ。今回は1年間、貯めに貯めた尾崎の内なるパワーを村に放出するのが目的である。
無駄とくだらなさを楽しめる方のみお越しください。
ぜひ、手作りのHPもご覧ください。