下品な創作者と学ぶ、定期更新ゲームとそのデザインの深淵
これは、定期ゲアドベントカレンダー竹の9日目の記事です(https://adventar.org/calendars/4980)
▽前の人:ぱせりさん 「私も定期ゲを作りたい!ってなった」
▽同じ日 松:ふぃるもあさん 「キャラクターの出身地や生態をRPへ反映するお話」
▽同じ日 梅:しゃろみつ氏 「これは何の記事を書く場所ですか?」しらねえよ
▽同じ日 樅:なし
▽次の人:アルスさん 「定期を初めて変わったこととか」
どうも、ばっくどあ←こと、あどです。
最近、男が筋肉を露出している絵を三連続で描いて、男の絵自体を七連続で描き、そもそも男性キャラを八連続で生んでいます。タイトル通り言動も下品で、常にどんどんフォロワーの選別を行っていると自負しています。
でもこの記事では女の子の絵が出てくるので、ノンケやレズの方々も安心してくださいね。
っていうか公開日前日夜に書いたから全然中身スッカスカなので、ひとくちサイズです。すみませんでした。
前置き
まず、この記事を読んでくださる皆さんは、定期ゲームに参加するときにキャラクターのデザインを意識したことはありますか?
別に見た目に限った話ではなく、性格、設定、ともすれば、それによるゲーム内でのビルドまで。殆どの方々はそんなに意識してはいないか、あるいはそれこそ無意識のうちにやっているな、って感じなのではないかと思われます。
ンなこと言われても何のこっちゃって思われるでしょうのでよくかみ砕くと、例えばステラボード(Stella Board)という定期更新ゲームが来年開催される、って話がありましたよね。
アプリ内の話や星座に関係する話、を聞いたとき、みんな割とすぐに、MMO風の設定合わせを始めたり、ゲームのアバターっぽいデザイン……あるいは、星座からつなげて宇宙に親和性のある外見、あるいは設定のキャラクターを捏ねていたかと思われます。(そうでない方も、周りを見てそう感じたことはあるんじゃない……かな!)
今回はそんな感じでいろいろ考えてみようと思います。
人の目を惹くキャラクターデザインとは
こういう言葉があります。
「使われている絵が上手けりゃ、やっているロールが上手けりゃそれだけゲームでも人気になる」
創作者ならば、一度は触れたことがある現象でしょう。きっと正しいのだと思います。これは絵や文章を使ったゲームならば避けられないところにあるのだ。
だけど、例え絵やロールに自信が無くっても、キャラクターデザインにひとつ気を使うだけで、人に「おっ!」「こいついいな~」って思わせられるような創作は出来る!と断言致します。次の例を見てみましょう。
図1:余計なイメージが付かないよう、PCではないものを用意しました
まずパッと見て、彼女が花嫁、あるいはウェディング的なモチーフっていうのはすぐに分かると思います。純白を基調としたカラーから、ヴェールに、ロウソクに、マーメイドドレス。
そして、要素要素を見ていくと、あからさまに異様なハンマーだったり、花嫁には相応しくない炎だったり、ドレスの裾のウニョウニョだったり……ちょっとオカルト的なものが散りばめられているのが見えるでしょうか?
ともすれば、これは『丑の刻参りを元に作ったキャラクター』ということが、分かってくるかもしれません。
・・・ね!なんか面白そうでしょ!?
流石にこれが結論というのは冗談で、そう、例えばただ一口に花嫁キャラ、オカルトキャラ、丑の刻参りモチーフのキャラといっても、こうやって掛け合わせたり、足したりすると、同じ括りの中でも、明確に”あ、なんか面白そうなキャラだ”って人に思わせることができます。
私の自キャラはわりと、そういう掛け合わせでデザインを固めているところが多いです。分かりやすいとこで言うとネバーカムはシスター×ナースだし、イバラシティの自キャラには桜×鵺とかいます。何より、こうやって掛け合わせると簡単に情報量があげられるのでいっぱい装飾を並べる絵力がない私たちでも安心!(終わりみたいなクソデカ主語)
図1:作画ガバで肩掛けがよくインナーと間違われる看護師
図2:様々な部分が分かりやすく、配色も目に優しくなった看護師
勿論外見だけではなく、性格や設定方面にも一味ふた味仕込むと変わってきます。異常なほど治療行為を重要視してたりとか。
先ほどの花嫁ちゃんを例に挙げてみても、勿論、ただ何もなしにあんな格好でいるわけがない(偏見)ので、
結婚を夢見る乙女。でも人を呪うことしか知らないため、”婚約呪術”を編み出してしまった。根本的に愛情と憎悪を勘違いしているため、危害を加えられたりすると逆に好きになってしまう。”アナタ”という名前の藁人形を傍らに連れている。
と付け足していくと、もう人の目を惹くキャラクターデザインは完成です!ね、簡単でしょ?
これはアナタさん。
いかがでしたか?
以上がキャラクターデザインの一つのコツです。
もうここまできて記事公開日前日の23時です。ヤバイ。そのためめちゃくちゃ短い記事になってしまいましたが、寧ろ読みやすくなって何かを飲み込んでくれたらなあと思います。
絵に自信がない。ロールに自信がないあなたも、これから作ってみるキャラにワンポイント、実際にその職業や種族かはおいといて、分かりやすいモチーフを更に混ぜてみると、ちょっとイイ感じになったりするんじゃないでしょうか。
ちなみに私は、ソラニワのニジイロカメレオンがめちゃくちゃ好きです。ニジイロのカメレオン、なのに体色自体は青色で、目で太陽を、背中の側面に虹をつけて、”空”そのものを表現しつつ、暗闇では虹の部分が発光するというセンスに脱帽していました。
そんなカメレオンをデザインした彼はSola(Story of Lost Artifact)ではタスマニアキングクラブをモチーフとしたキャラを動かしています。私もあんな発想でもってキャラをデザインしていきたいところです。
そんなところでもう日付変更間際です。早くURLを登録してこなければ。では、どこかの定期ゲームで会いましょう!