たぬきうどん(お福)
NOTEで京都はあんかけ文化というのを読んだので、あんかけものが食べたくなってしまった。
本命は篠田屋の皿盛でしたが、機会を逸し、篠田屋の前を通ったときにはもう店は閉まっていました。21時過ぎていたのでね。
そのまま三条通を神宮道方面に進んでいきます。そこまでお腹も減っていないし、今日はもういいかな。
三条神宮道の交差点に着いた時に、店の暖簾を出す姿が見えました。
もう、21時半過ぎていましたので、今日は休みかと思っていたうどん屋さんお福さんです。
一度行ってみたいとは思っていましたが
「まあ、普通のうどん屋さんだよ」と言われていまして、なかなか機会がありませんでした。
これは、入る運命なのでは?そういえば、うどんくらいなら食べれる気もしてきた。
暖簾出してすぐに入るのもなんとなく気が引けて、周りを少し散策。
ちょっとしてから、お店に入ってみると先客はお一人。
システムがわからず、取りあえず席に座ると、厨房の奥からご主人が出てきてお水を出してくれました。
メニューを見ると「あんかけ」コーナーが。あんかけ欲を満たすチャンス。9月中旬で外はまだ蒸し暑かったですが、店内は冷房効いているし、熱々が来ても大丈夫だろうと、たぬきうどんを注文しました。
ほどなくして、うどんが到着。写真イマイチですが、実物は美味しそうでした。
関東で食べるたぬきうどんと違うことは知識としては知っていましたが、実食は、初めて。うどんは細めな感じでした。すごく美味い!というよりは、普通に美味しいねという感じ。
食べている間に、次々と常連さんらしきお客さんが入ってきて、皆手慣れた感じで割り箸と水を自分で用意。冷蔵庫から小鉢とビールを取り出していました。貼ってあるメニューを見ると小鉢の種類も豊富、瓶ビールも色々な銘柄が揃っています。なるほど~この店の使い方はこうなんだな。ちょい飲みしたあとに、うどん(そば)で締めるのが正解なんでしょう。夜9時過ぎからの営業も納得。
しかも、安い。2,000円あれば、小鉢2品、ビール、うどんでお釣りが来ます。次は、ビールからだな。そして、カレーそばだな。と常連さんのオーダーを見ながら決意しました。
でも、「甘きつね」とか「きぬかけ」も気になる…