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黒いサウナ(ではない)

私はテレビを殆ど観ないので、自ずとCMもほぼ見ることはない。新聞もここ20年程とっていないので折込広告もずっと見てない。私が仕入れる情報は大抵「ネット」からである。じゃあ、その時、広告を見るか?というと、全く見ない。パソコンもスマホもインターネットブラウザが「Brave」
だから、ほぼ100%広告をカットしてくれる。この有難みを一番感じるのは、パソコン(※)で「YouTube」や「Spotify」など動画や音楽を再生するときである。関係各者には申し訳ないが、再生中の広告ほど煩わしいものはない。
※BraveでYouTubeやSpotifyを再生すればスマホでも広告は表示されないが、例えば、リピート再生ができないなどのデメリットもある。その点、パソコンでは制限は一切ない。

唯一、私が広告を見るのは街中にあるデジタルサイネージである。特に首都圏の電車の中にある液晶ディスプレイの表示はついつい見てしまう。

私は電車の中では何もしていない。スマホも開かなければ本も読まないし音楽も聴かない。だからといって寝るか、というと寝てもいない(こう見えて⦅どう見えて?⦆神経質なので、本当に死ぬほど疲れている時でない限り乗り物の中で寝ることができない。自動車の中でも同じ。)。電車の中では、ただひたすら「ぼー」っとして何気なく人間観察をしたり、考え事をしたりしているのだが、この時、否応なく目に入って来るのが中吊り広告やドアの上にある液晶広告である。

地下鉄や私鉄に比べてJR東日本は恐らくこの液晶広告に力を入れているようで、広告の範疇を超えてもはや「番組」の様相を呈している。チョコプラ、やす子、ヒカキン、ピクミン。毎回、JRに乗る度にお目にかかっている。

今日も何気なくドアの上を見ていると、なにやら普通ではないバス(bus)の紹介をしていた。なんだろう?と思って見ていると、なんと、バスの内部を改装してサウナにしてしまっているのだ。えっ!

だいぶ前の記事で書いたのだが私は風呂に浸かるのが嫌いである。できればシャワーで済ませたい。熱いし、退屈だし、一つも気持ちよくないし。なので言わずもがな、サウナなどはもっての外である。冷房の効いていない30℃超えの室内ですら苦痛なのに、何を好んでサウナなんかに入らなきゃいけないのさ?「ととのう」などという以前の問題だ。汗なんか好んでかきたくないのだ、私は。そうそう、話をサウナバスに戻すと、このバス、中古の路線バスの車体を改造して本格的サウナバスとして各地のイベントなどで活躍しているらしく、その名も「サバス」と言うのだとか。



この名前、ウナバスから取ったに違いないのだが、なかなかのネーミングになっていると思ったのである。今でこそサウナブームもあり、サウナ専門の施設も増えたが、私のイメージでは温泉やスーパー銭湯なんかのメインの大浴場に付随して設置されているもの、なのである。つまり、付随した風呂 sub-bath

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