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いとうるわし(判断は正しかった)
私には二人の娘がいる。多くの父親、母親もそうだと思うのだが、子供が生まれるときに悩むのが「名前」ではないだろうか?
長女が生まれた頃は所謂、「キラキラネーム」が巷に散乱しており、読めない、書けない、覚えられないの三拍子揃ったネーミングが流行っていて、娘の同級生の半分以上が文字を見ただけでは読むことができなかった。
丁度、私と同じタイミングで父親になるという会社の同僚からはこんなことを聞いていた。「名前はどんなに長くても必ず二音節で呼ばれる」の法則があるのだと。彼は自信を持ってこう言っていた、「だから名前は二音節で良い」。確かに、野原しんのすけは「しん」ちゃんだし、きゃりーぱみゅぱみゅは「きゃりー」ちゃんだ。
だからという訳では無いのだが、私の二人の娘も漢字二文字で読みも二音節だ。
私が拘ったのは「呼びやすさ」、「書きやすさ」、「読みやすさ」の3点。私も女帝も世間の流れに乗るのが大嫌いな捻くれ者なので、間違っても流行りのキラキラネームなどを付ける訳も無く、ごく在り来たりの名前を付けようと思っていた。
姓名判断などを参考に長女が生まれる前に5つほど名前の候補を考えていたのだが、最終的に付けた名前は3番目くらいに考えていた名前だった。いざ、生まれてきた彼女を見た瞬間、最有力候補の名前は直感的に「違う」、と感じたからだ。
ちなみに、次女の時はもう、あまり考えもせずに長女の名前が「〇奈」なので、その流れで「△奈」にしたのだった。
あれからかなりの年数が経ち、二人の娘もかなり大きくなった今、改めて思うのであった。お嬢様のような麗しい名前にしなくて良かったな、と。
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「麗しい」って書きにくいよね。