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私は千葉県民です。ですので都知事選には全く関係ありません。
先日、父親、妹、女帝、私の四人で久しぶりに麻雀をやった。私は自分で言うのも何なのだが勝負ごとには人一倍考えて臨むタイプの人間である。
麻雀は相手の捨てた牌などの「場」の状況の慎重な判断と、自分の欲しい牌をどの程度の割合で手に入れることができるかなどの確率論である程度までならば勝つことができる。もちろん、状況が悪くなる(例えば、誰かが聴牌している)と勝ちを放棄すること(待ち牌を捨てないようにするなど)も重要である。
にも拘わらず、私は麻雀に限らず勝負ごとというものに勝つことが殆ど無い。正確に言うと、大負けすることは無いが大勝することもない。今までの五十数年の人生すべてにおいて。何故かというと、「運」が無いからである。
子供の頃から、商店街の福引やパーティーのビンゴ大会などでまともな景品が当たった試しは無いし、大学生になって友人とやったパチンコではものの数十分で五千円を使い果たし、社会人一年目で先輩に無理やり連れてかれた大井競馬場では1Rから12Rまで一着の馬すらことごとく外したのだった。
だから今までギャンブルはもちろんのこと、宝くじさえ買ったことが無い。だって、当たる気がしないから。でもそのお陰でお金で身を亡ぼすこと無くここまで生きて来れた、とも言えるのかもしれない。
そんな私とは対照的なのが女帝である。彼女は人生の殆どの局面において「運」だけで乗り切ってきた人間なのだ、と私には思えるのである。これを言うと本人は強く否定するのだが、間違いなく、努力の人間では無い。
それが証拠に先日の麻雀では、私が親番の時に捨てた「西」で、女帝に「人和」でアガられてしまったのだった。
以上。💢💢💢