Ekaterina ~ヘヴィメタはちょっと... って思っている人へ
私が子供の頃、家にとても小さな(名刺サイズで横綴じの)いろんな歌詞の載った冊子が何冊かありました。子供心に「なんだろう?」と思ったのを覚えています。両親によると、昭和30年代にブームになった「歌声喫茶」の歌本だということでした。私がそれを発見した昭和50年頃には既に歌声喫茶なるものは殆ど存在していなかったので分からないのですが、喫茶店でみんなで一緒に歌を唄うなんてきっといい時代だったのでしょう。
そんな歌声喫茶世代のご老人にもおススメなのが比重19.30の重金属である「タングステン」という名前のスウェーデンのメタルバンドです。
ね、馴染みやすいでしょ。形態はメタルバンドなんだけど彼らの曲はその殆どが私的にはヨーロピアン民謡に聴こえるのです。導入のAメロはゴリゴリだけど、Bメロになると民謡調になるのです。
HPによるとベースとギターを弾いているのはリーダーであるドラマーの息子らしいです。(ってことはドラマーは私と同世代かな?)
ちなみに「tungsten」はスウェーデン語を含む北欧の言葉なのですが、スウェーデンで「タングステン」って言うと日本や英米でいうシーライト(scheelite;灰重石)のことを指すそうです。ややこしいぞ!
【2024.9.18追記】
ネットで調べたところ、ドラマーのアンダース・ヨハンソン(Anders Johansson)は1962年生まれでした。私よりも8歳年上ということになります。